第194回　東柳会句会

　

第百九十四回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成二十六年十二月八日（月）十時―一二時 　二、会　場　　東友会クラブ 　三、出席者　　江口、楠本、坂下、島田、中植、中野、濱﨑、村川、森、比村 　四、投句者　　佐山、高橋、多和 　五、作　品 ?席題　「キング」　　　　　　　　　　中野　健吾　選 　　　　　人　安倍総理キングになったような顔　　　　　　　悦司 　　　　　地　四世代我が家の王は三歳児　　　　　　　　　　節信　 　　　　　天　長生きの女王困る皇太子　　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　さんま買うキングサーモン睨みつつ　　　　　　健吾 　 ☆宿題　「つまらない」　　　　　　　島田　たかし　選 　　　　　人　お笑いが自分で笑う手前味噌　　　　　　　　　晃朗 　　　　　地　三連単? ?位当てたはずれ券　　　　　　　 　きよつぐ 　　　　　天　ユーモアも洒落も通じぬクソマジメ　　　　　　節信　 　　　　　軸　つまらないことではしゃげるあの若さ　　　　　たかし 　　　　「コンビ」　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　つかず離れず八十路を前の共白髪　　　　　　　小石 　　　　　地　野党にはコンビになれぬ山二つ　　　　　　　　晃朗 　　　　　天　知事市長次の国会お見送り　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　軸　凸凹が噛み合い金婚式迎え　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　「レモン」　　　　　　　　村川　きよつぐ　選 　　　　　人　近づけばレモンの香り美女の髪　　　　　　　　臥龍 　　　　　地　脇役でよいとレモンのひとり言　　　　　　　　悦司 　　　　　天　別れ話聞いてる冷めたレモンティー　　　　　　晃朗 　　　　　軸　半分っこ湯割り焼酎焼き秋刀魚　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　「近詠」　　　　　　　　　　　 　　　　　　　アバウトに生きて八十路の坂登り　　　　　　　小石 　　　　　　　無神経な咳とくしゃみが散布され　　　　　　　くにお 　　　　　　　一票の格差是正はどうなるか　　　　　　　　　ヤス坊　 　　　　　　　旅の宿一期一会の温かさ　　　　　　　　　　　節信 　　　　　　　 　　　　　　　解散はアベノミクスが追い立てる　　　　　　　俊夫　 　　　　　　　独走を是認せよとの総選挙　　　　　　　　　　たかし　　　　　　　 　　　　　　　天地に振り廻されて知る智力　　　　　　　　　隆之 　　　 　　　　　　　スピーチがそれて戻せず十五分　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　会社つぶれ今円安は遅すぎた　　　　　　　　　臥龍 　　　　　　　家とお金のお世話もします後妻業　　　　　　　晃朗 　　　　　　　総選挙できないことの空手形　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　年一回ネクタイ同じみな知らぬ　　　　　　　　健吾 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十七年二月二日（月）十三時三十分から 　　　　　　　　　 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　　　「来る」　　　　　　　　　江口　節信 　　　　　　　「ポーズ」　　　　　　　　濱﨑　俊夫 　　　　　　　「女」　　　　 　　 　　　中植　悦司 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句