第１６７回　　東柳会句会


　第　百六十七回　川柳クラブ 東柳会 ( 平成二十四年四月二日 )から 　?席題　　「入学」　　　　　　　　　　　　　 村川　きよつぐ　選 　　　　　　人　 入学が九月になれば桜なし　　　　　　　　　　　千孝 　　　　 地　入学式母の装い子をしのぎ　　　　　　　 　 隆之 　　 　　天　廃校で雀入学式してる　　　　　　　　　　 　 　 晃朗 　　 　　軸　広き門大学裏は閑古鳥　　　　　　　　　　　　 　きよつぐ 　☆宿題 　「晒す」　　　　　　　　　　 　 江口　節信　選 　　　　　人　エゴエゴに泣く晒されている瓦礫　　　　　　　　健吾 　　　　　地　ど素人言われ大臣晒し者　　　　　　　　　 　　 隆之 　　　　　天　寒天に晒すそうめん夏未だ　　　　　　　　　 　 俊夫 　　　　　軸　黒い過去水に晒して白くする　　　　　　　 　 　節信 　 「テレビ」　　　　　　　　　 　 　比村　隆之 選 　　　　　人　テレビから流れる訛り友想い　　　　　　　　 千孝 　　　　　地　イライラの元はテレビと妻の愚痴　　　　　　 　悦司 　　　　　天　うす型もアジアで負ける教え過ぎ　　　　　 健吾 　 軸　近道はテレビで売って出る選挙 　　 　 隆之 「断つ」　　　　　　　　　　　　　　 濱﨑　俊夫 選 　　　　　人　遺言は延命治療お断り　　　　　　　　　　　　 　晃朗 　　　　　地　迫られる原発廃止株主さん　　　　　　　　　　 ヤス坊 　　　　　天　断ち切れぬ悲しみつづく拉致家族　　　　　　　 健吾 　　　　　軸　タバコ断つ誓った筈がまた煙り　　　　　　　　 俊夫 　　　「近詠」　　　　　　　　　　　中野　健吾　選 　　　　　　　民主主義日本丸を沈めさせ　　　　　　　　　　 へんちき 　　　　　　　答弁があのそのばっかり事務次官　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　三人を刺しても罪のない野球　　　　　　　　　 きよつぐ 　　　　　　　起立厭国歌も厭と揉める国　　　　　　　　　 　俊夫 　　　　　　　脱原発ひびきはいいが見えぬ先き　　　　　　　隆之 　　　　　　　友愛の海にテポドン飛来する　　　　　　　　　 節信 　　　　　　　頑固だがその愚直さが気に入った　　　　　　 節信 　　　　　　　大関は居心地の良い位置らしい　　　　　　　　千孝 　　　　　　　スピードを上げて近づく火の車　　　　　　　　千孝 　　　　　　　どの様な音楽よりも子らの声　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　二ページの広告削りソマリアへ　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　十聞いて一知る年金の話　　　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　まずいという顔で美味いと言う夫　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　手すり持つ階段ミニに追い越され　　　　　　 健吾 　　　　　　　　　　 　　 　　　　 　　　　 次回予定 　　　　日　時　　平成二十四年五月七日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　 楠本　晃朗 　　　　　　　「指」　　　　　　　　　　　濱﨑　俊夫 　　　　　　　「僅か」　　　　　　　　　　中植　悦司 　　　　　　　「響く」　　　　　　　　　　森　ヤス坊 　　　　　　　近　詠　　　　　　　　　　 中野　健吾 　　　　　　　　　　　　　（宿題及び近詠各二句準備ください。） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上 　　東友会員の皆様 　　　　　投句のお願い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　会員を増やすために東友会ホームページに東友会員の皆様から 　　　　　　　の投句も頂くことになりました。やってみようというかたは是非 　　　　　　　投句下さい。 　　　　　投句方法 　　　　　　　期日　　当月（掲載月）の二十五日までの到着分採用します 　　　　　　　投句先　お知り合いの東柳会会員宛で結構です 　　　　　　　記載内容　お題　一題二句　　全題八句でも結構です 　　　　　　　必須事項　氏名、連絡先 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上