（吉本正治さんからのリレー）

　　　　　 　　昭和47年入社リレー随想　第８回　

　　　　　 　　近況報告とPCミニ知識　　

　　　　　　　　　　IM-H OB会　伊佐治孝太郎

 

現在も仕事を続けていますので 、特記する内容のある生活と言うよりは寧ろ極く普通の生活の継続です。仕事は光回線/インターネットに関わる設定です。パソコン(以下PCと記載)本体、PC周辺機器一切に関する あらゆる設定ですのでスマートフォン、TV等もその対象です、ネットトレードの設定をした後 その使用法のレッスンを行う等 何でも有りです。皆さん 重々御承知と思いますが、PC に関して良く質問される項目に就いて 下段に参考に記載してみました。

  以前より会社の昼休みに毎日行っていたフリーテニスは 少々エスカレートして偶に試合に出る事もあります。毎週1～2 回豊中市での練習に参加しており 貴重な運動源となっています。このスポーツは 武田薬品・住友精密大阪ガス等十三・豊中・尼崎周辺のメーカーの工場で広く行われて来たものである様で全国大会（今年は9/9です）も行われています、9/30 には近畿大会が有り出場を予定しています。以下は そのひとこまです。

 　次回大谷耕三さんに御願いします。

御参考：PCミニ知識

１．   セキュリティソフト(≒ウイルス対策ソフト)・・・

PCにセキュリティソフトが入っていない場合、大袈裟に言うと 家の玄関に鍵が掛っていない状況 に例えられるかと思います。ネットバンキングやショッピング等で使用する IDやPW を最悪盗まれたりしますので 注意が必要です。
最近では問題となるソフトが簡単に入ってしまい易いスマートフォンが これを上回る危険性を有している様でこちらも一層の注意が必要です。スマートフォン用のセキュリティソフトも用意されています。
　セキュリティソフトは 1台のPC に一つしか入れてはいけません、二つ以上入れると 略確実に PCの動きが極端に遅くなったり、PCが故障して動かなくなったりします。一つでは心配なので 二つ入れているという方が偶に居られますがこれはもはやブラックジョークです。セキュリティソフトは PCに負担を掛けますので 一般に古い PC程スピードが落ちます。
今迄余りウイルスの攻撃対象とならなかったMac も最近はウイルスに狙われる事が増えて来た様です こちらも油断出来なくなりました。

２．    無線(Wi-Fi)接続・・・

接続が安定している場合は 問題有りませんが接続が不安定な場合等で可能な場合は一旦有線接続にしてその場を凌ぐのが良いと思います、無線で使用する周波数帯は電波法上免許の要らない帯域である為いろいろな電波が飛び交う事が多く干渉や障害を惹き起こすのです。またそうでなくとも無線の接続不安定原因は千差万別です、機器間の相性問題が更に輪を掛けますので個々の症状を見ないと原因が判りません。新品のPCと新品の無線機間でも 相性問題上接続出来ない と言う事が 偶に有り解決に時間を要します。その割に スマートフォンは大抵の場合問題無く繋がります、機器と技術が新しく接続のネックとなる部分の許容範囲を規格最大値迄広く取っているのでしょう。
　それから最近のプリンターは 大半が標準で無線接続可能となっています、置き場所の制約が無くなる故とても便利です。

３．   Windowsサービスパック(SP)・・・

MicrosoftがWindowsの不出来部分を修正した 無償のWindows改訂版です。XPはSP3(謂わば〝改訂版3〟)、VistaはSP2が最新版です。これ等未満、即ち XPのSP無/SP1/SP2、VistaのSP無/SP1は Microsoftのサポートが終了しています。Update(更新)される事が無い為 セキュリティ上危険な セキュリティホールが 新たに見つかっても放ったらかしにされますので望ましい状況では有りません。
　私の経験から言えば VistaのSP無とSP1は SP2に Updateされる事を 強く推奨します、SP2とする事に依り 多くの場合それまで生じていた原因不明のエラ－が出なくなり、スピードが改善される傾向です。即ち 表向きVistaと言えども Updateによって 中身の骨格が実質7(Windows7)に変更されてしまう様な感触です、Vistaは XP の後釜として初めて出た製品ですので 改善の必要性が多々残っていたという事でしょう。
　７は新しい故現時点でSP無/SP1共に Microsoft がサポートしています。
　10/26に 8(Windows8)が発売されます。

４．   PCの動き・・・

メモリーサイズ(容量) が大きく余裕が有るPC ほど動きは良好です、逆の場合は 動きが悪くなります。メモリーサイズは PCが各種の処理作業を行う 作業場の広さである と考えると判りやすいかも知れません。ビデオ編集等の特殊な作業をしないのであれば XPで 0.5~1GB、Vistaや7で3~4MB あれば良いでしょう。種々制約は有りますが メモリーの増設は大半のPCで可能です。
　心臓部で動いている CPU の処理速度は即ちPCの速さそのものです。CPU の速度は時と共に向上していますので 大まかには PCが新しいと早く 古いと遅くなります。一般的なPCでは CPUは交換出来る仕様になっていませんので 新たにPC を購入する以外この部分での向上は望めません。
　メモリーが十分に有る場合 HDD(ハードディスクドライブ) の空き容量が PCのスピードに影響する事は (ビデオ編集・特大ソフトのインストール等を除けば)一般的には無いと思います。但し この場合でも HDDに5~10%弱程の空き容量は必要です。メモリー容量が不足した場合 メモリーに比べて極端に応答速度の遅いHDD がその代用として一部使用される為、PCのスピードが遅い、或いは 動かなくなった( 実際には超ゆっくり動いている) 等となるのです。

以上御参考迄。