俳句部 H22.6.3句会
 

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63日 東友会7階会場  ( 兼題  青田 牡丹 更衣 当期雑詠 )        
参加者     7


      小林一青    月を得て宵闇蒼し白牡丹
           更衣着古しゐても好きなシャツ
           近江路に広がる青田湖畔まで
 
   小橋敏午    川の字の午睡にやさし青田風
           牡丹に雨の気づかいなき予報
           行列の園児さへずる更衣
 
   東郷正司    朝露の薫る畦道青田かな 
           牡丹園重ね落ちたる花弁の 
                  
   河本直樹    花弁展ぶ画布狭し牡丹咲く (画布・・・キャンパス)
           手を腰に青田見渡す農夫かな
           薄紅を掃きたるをとめ白牡丹
 
   瀬能愛子    丹波路の青田一面風わたる
           車窓より青田棚引く一面に
           今日ひと日牡丹と共に過ごしおり
 
   泉谷和子    更衣自分流儀の人増えし
           雨上がり牡丹のしずくゆるやかに
             
   中谷正弘    駅弁の紐解く車窓大青田
           在りし日の妻の帯柄白牡丹
           有り無しの水の動きや花菖蒲  

   7月例会・・・・71日(木)   会場  東友会7階   会員募集・・・・・入会随時

       (兼題・・・・・紫陽花  夏休み  打ち水  当期雑詠)