今年も梅雨明けのきびしい暑さのもと、去る７月２１日、東洋ゴムの２６回目となる高野山物故者慰霊祭が行なわれました。この１年の間に、不幸にして、現役でお亡くなりになられた方も含めて、永年、東洋ゴムの発展に貢献された方々２８名が、新たに合祀されました。参列されたご遺族は、亡くなられた７名のお身内の方１２名で、久世管理本部長ほか関係者6名と共に、８時半過ぎ肥後橋本社前を出発したバスで、高野山へ向かいました。

普門院では、１１時過ぎから、合祀の法要が執り行われ、ご遺族の皆様、それぞれの思いを胸に焼香され、一同、ご冥福をお祈りしました。読経後、僧侶から記名された過去帳を示されて、永代供養させて頂くとのお話がありました。精進料理の昼食のあと、1000メートル近い高野山でも３０度を超えるじりじりとする暑さのもと、中の橋 近くの供養塔前に移り、亡くなられた方々の銘板をお納めする法要が行われました。そのあと、バスの出発時間の３時前までは、自由時間となり、弘法大師ご霊廟の奥の院までお参りされた方など、三々五々お過ごしになり、午後５時半過ぎには、大阪へ戻り、滞りなく無事、慰霊祭は終わりました。こうして、共に苦労してきた仲間の皆さんが亡くなられた後も、毎年手厚く供養して頂いている会社に対して、改めて感謝の念を深くした一日でした。( 比村隆之　記 )

慰霊塔前での記念撮影

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