定年後の生活にも夢と希望を持ち続けたいと考えてから１０年を経て今年、古希を迎えました。

　私の今は、趣味の合唱と近くの幼稚園での事務長さんの２種類の活動に集中している。

合唱活動は４つの合唱団に入っていて、毎週定期的に行われる練習会に参加し、夫々が毎年１回の演奏会を行っている。　写真は４月に兵庫県立芸術文化センターで行った演奏会の一コマ。　前列の中央に私がいる。　３時間にも及ぶ大曲で、スタミナは勿論、精神力も常日頃から培っていないことには途中でバテてしまう。　合唱活動は健康の証だ。

 　幼稚園の仕事は、学生時代の先輩が経営されている私立幼稚園のお手伝いをする内に、本格的に取り組むことになった。　出生率が減少し子どもが急激に減る中で、母親の多くが生計を維持する為に働かなければならないという現実がある。　将来の日本を背負わされる人材をどのように育てるかを問いかけられながらの教育現場にいる訳だ。

でも幼児と共に過ごす生活は、まるで天国に住む心地。　孫と同じ年頃のこども達、可愛くて仕方がない。　写真は夏祭りの夕、浴衣姿で参加すると一躍人気者になっちゃった。

昔のサラリーマンは自分の子どもの生活を顧みることはできなかった。　仕事を優先し、家族は二の次だった。　今は違う。　今の父親は家族と一緒に過ごす時間を大事にし、幼稚園のいろいろな行事にも積極的に参加する、優しいパパが多い。　時代は変わった。

 リレー随想、次は岡本明彦さんにお願いします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4月の演奏会
　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幼稚園の夏祭り
　　　　　　　　　　　
　　　　　

　　　　　　　　リレー投稿者ページに戻る　　　　　　　　安田　弘さんに