（小嶋正三さんからのリレー）
　　　　　　　　 昭和47年入社リレー随想 １４回
　　　　　第二の人生の現状と今後について
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (IM-H)OB会　仙石　達識（克己）
（１）第二の人生の現状：
　　　２００８年１０月に定年になり、引き続きシニアで残りましたが、不幸にもリーマンショックの影響により
　　　退職になり、その後１０カ月間、次の仕事を探しておりましたが、失業手当が切れる間際に現在の仕事が
　　　見つかり、早や、丸３年が過ぎました。
　　　今の仕事は、中小企業で東洋ゴムと同じ品質管理・品質保証・ＩＳＯ関係等を主な業務として日々多忙な
　　　毎日を過ごしています。東洋ゴムでの経験が大いに役に立っており、即戦力として期待されています。
　　　業態は、携帯電話や液晶テレビ関連の液晶部の保護カバー部品関係である為、昨今の携帯からスマホ
　　　への移行や液晶テレビの衰退をもろに受けるという、世の中の動向を肌で感じる経験をしております。
　　　現在、６４才になりますが、幸い年１回の会社の健康診断でも全く悪い所もなく、歯も”８０２０”（８０歳で
　　　自分の歯を２０本以上維持）が可能といわれ、血液の流れる速度も４０歳台といわれています。
　　　このような健康が維持できている要因は、日々、我が家の二匹の犬の散歩のお陰だと思っております。
　　　それは、大型犬（ゴールデンレトリバー：８才、３６ｋｇ）と中型犬（シェルテイー：８才、１０ｋｇ）の１日３回の
　　　散歩を１年３６５日、毎日欠かさず、８年間継続しているからと認識しています。
　　　朝は、５時３０分に散歩に出発し、７時前に家に帰り、食事をしてから会社です。昼は、平日、家内が行って
　　　くれますが、休日は私が行きます。さらに、会社から帰宅し食事後、最後の散歩に４０分ぐらい２０時から
　　　行います。従って、日々、歩行１万歩を目標に努めています。
　　　”人間は足から死んでいく”とか、”足の裏は第二の心臓”と言われますので、出来るだけ歩くことに努めて
　　　います。又、認知症の予防の為、脳も使えば使うほどなりにくいことから、若い人達とのコミニケーションに
　　　意識的、かつ、積極的に努めています。会話をすることは、ボケ防止に一番よいそうなので・・・・。
　　　　　　【三才時】　　　　　　　　　　　　　　　　　⇒　　　　　【現在】

　
       

　　　　　　　　　　　
　　
（２）今後について：
　　　昨今、人間の全ての”遺伝子”には、『スイッチ』があって、特に”がん抑制遺伝子”（全ての人がもっている）
　　　のスイッチが、”オン（抑制が働く）”か”オフ”かによって、将来、がんになる人とならない人が分かるまでに
　　　医学が進歩しており、”オフ”の人は５年先には、がんになる確率が高いそうです。ところが、既に”オフ”の人
　　　でも”オフ”の要因を薬で”オン”にすることが出来る薬が既に開発され使用されており、その薬によりがんを
　　　克服した人もいるそうです。即ち、予防医学ではなく、”超予防医学”が夢ではなく、現実になってきています。
　　　残念ながら、前述した内容は現在まだ胃がんが対象で、他のがんについては研究中とのこと。
　　　又、山中教授が発見した”ｉＰＳ細胞”は、”遺伝子”のスイッチを、全て”リセット”した状態だそうです。
　　　そもそも、今までは、スイッチが”リセット”できるとは誰も考えられなく、その意味でも大発見と言える。
　　　余談ですが、前述の”がん抑制遺伝子”が”オフ”にならない為には、『緑茶』が有効だそうです。
　　　前述の如く、医学が日々進歩しており、人の寿命も暫時、延びてきております。私の第二の会社人生も身体が
　　　許す限り続けて行きたいと考えております。健康を維持する為にも、緑茶をイッパイ飲みながら・・・・・。
　　　会社をリタイアー後は、ボランテイア活動と、国内・海外への旅行三昧の日々を過ごして、理想は１００歳まで
　　　人生を謳歌したいと考えております。人生に勝つ為に・・・・！。
　　　【好きな言葉】　強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
　　　　（注）因みに、”勝った者”とは、『臨機応変に変化に対応ができた者』を言います。
　　　次回は、高橋　徹郎 さんにバトンを渡しますので、宜しくお願いします。