高橋徹郎さんからのリレー

　昭和47年入社リレー随想（続編）　16回

　　　　　　　　　　　　　　箱田典文

　S３９年に入社した箱田です。GK（DC）９年、TS１９年、TC２年、最後はDCに戻って７年勤めて卒業しました。
その３７年間を振り返ると、私の我儘で周りの方々にたくさんご迷惑を掛けたことを、やっとこの歳になって反省して
おります。ご容赦ください。
　現在７２歳で、故郷の群馬県での田舎暮らしをしています。年齢相応に老化していますが、でも「何とか元気」の
つもりです。

（１）群馬県は、全国的にあまり知られていない土地で、せいぜい「かかあ天下と空っ風」と「国定忠治」で
しょうか。そんな群馬での私のイチオシは、赤城山（アカギヤマ）です。私は現在その南麓に住んでいて、
朝夕いつも眺め・時折山歩きをする山。群馬県のほぼ中央にあり、関東平野に向けて雄大な裾野を広げて
いる。いくつもの峰が並んでいる大きな山です。写真でご覧ください。

（２）田舎暮らしでは、１年中いつでも花が見られるようにと計画し、実家の休耕地を借りて、サザンカ・ヤマ
アジサイ等の「花木」を、苗木から育てています。「オープンガーデン風」にしている。最近の自慢は、サクラ
の咲く時期に６０本のハナモモが一斉に咲いて、“桃源郷もどき“　になることです。このハナモモは、種子を
拾ってきて”実生”で育てたもの。写真を添付します。

（３）若い頃から欠かさず続けてきた登山を、今も続けています。深田百名山にも少しずつ登ってきて、目下
「７２座」に。今では“年に１座ずつ、新しい山に登ろう”と決め、自分の年齢と登頂数とを同じにしよう、と
思っています。さて今年は何処に、と思案中です。

入社時からずっとお世話になり、現在もお付き合い頂いている先輩の「宮口守弘様」に、バトン・タッチしたい
と思います。