関東ＯＢ会　宮口　守弘

　Ｓ３８年入社の宮口です。定年退職後１３年経過しましたが、怪我や大病の経験にもかかわらず、お陰様で
順調に年を重ねています。
　縁あって、ほぼ毎月１０日―１５日／回の日程で上海にアルバイトで出かけていて、今月で１００回目になります。

定年後に始めた趣味は木版画や家庭菜園他色々とありますが、昔から楽しんでいるものの一つに魚釣りがあります。
　今は海の船釣りです。八王子市に在住の釣友Ｗ氏は私の住んでいる相模原市に近く、ピックアップを願い茅ヶ崎の船宿まで出かけています。
　茅ヶ崎港から出船し、江の島から大磯の冲の湘南沿岸、桑田圭祐の「チャコの海岸物語」に出てくる「エボシ岩」の周りも釣り場の一つです。ちなみにこのエボシ岩は関東大震災で隆起して出来たそうで，烏帽子の形をしています。

 　一年中出かけていますが主として鯛五目釣りで、時々白キス釣りの乗合船にも乗り込みます。目標は２ｋｇオーバーの真鯛ですが、まだゲットできていません。写真の真鯛は2ｋｇ弱（５３ｃｍ）で残念ながら目標未達でした。
　外洋に面した相模湾ですので四季折々に多彩な魚が釣れます。真鯛をはじめイナダやワラサ、メジマグロ、本カツオ、クロダイ、石鯛、アマダイ、メジナ、イサキ、マハタ、ヒラメ他数えきれないほどの種類です。
　貧果の時も結構ありますが相模湾からの富士山の眺望は天気に恵まれた時は素晴らしく、海上からの容姿に見とれる時もあります。
　特に正月の初釣りの時、海上で熱燗を飲みながら富士山を眺め釣りをする時の気分は最高です。
　持ち帰った釣果は必ず全て自分で調理し、昨秋からはイナダ、鯖などの塩麹漬けに挑戦し冷凍保存食として楽しんでいます。
　魚との知恵比べの戦いをこれからも続けたいと思っています。

バトンは、厚木工場以来今も何かとお世話になっています、土橋政春さんにお渡しいたします。

　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　ちがさき丸鯛五目乗合船釣果（真鯛53cm） 2011.5.9

　　　　　　　　　　エボシ岩（右手遠景江の島）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　相模湾からの富士山