東柳会　　　村川　清嗣

　川柳との出会いは、定年を２年後に迎える頃でした。無趣味の自分が定年後をどう過ごしたらいいのか、あれこれ考えていたのです。そんな時に、購読の毎日新聞の仲畑流「万能川柳」に目が停まり、見様見真似で投稿をしてみたのです。数ヵ月後に、活字となった自分の句が全国版に載り感激、以来１２年、毎月５０句から１００句の投句を続けています。最近はあまり載りませんが、現在までに１３０句ほど掲載して貰ったのがプチ自慢でしょうか。

　東友会のクラブ活動 東柳会にもメンバーの方からお誘いがあり、平成１７年に入会させていただき、先輩のみなさんのご指導を得ながら、月１回の例会を楽しんでいます。昨年７月には、紀州加太休暇村での東柳会１５０回の記念句会にも参加し、楽しい一夜を過ごしました。

　近く古希を迎える私、人の名、地名、カタカナ語、置いた物の場所などの忘れ症が進行しつつあります。現在、この程度で済んでいるのは、川柳を続けているお蔭かと感謝しているこの頃です。川柳を認知症へのブレーキと考え、日々作句を続けています。

　どうぞ会友のみなさんも東柳会にぜひお越しください。お待ちしています。

　　　　　　　　句会後の懇親会