俳句部　句会 　　　H28.2.4


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日時：　Ｈ２8年2月4日（木）　13：30〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 場所：　東友会７Ｆ　　サロン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 兼題：　野焼き　　立春（節分）　蕗の薹


　
　
 小林　一青　　　　　 　　　　　山焼けば塔浮かび出づ奈良の闇 　　　　　動かざる山が動きて春立ちぬ 東郷　正司　　　 　　　　　風を見て風を読みたる野焼きかな 　　　　　青空を掻き消す煙野焼きかな 河本　直樹　　　 　　　　　蕗の薹まず紫のかさね脱ぎ 　　　　　野火さかん少年の顔引き締まる 瀬能　愛子　　　 　　　　　老梅のうなじ垂れ咲く日和かな 　　　　　幼児に慕はるゝ老い春隣 泉谷　和子 　　　　　観音の慈悲の色紙や春立ちぬ 　　　　　山焼きを雨に邪魔され残しおり 中谷　正弘　　　 　　　　　積みとれば香したゝる蕗のとう 　　　　　水子墓にも年の豆三粒ほど

　　　　　　


     次回開催案内

　　　日時：Ｈ２８年3月3日（木）　13：30〜

　　　場所：東友会　７Fサロン

　　　兼題：　春水　雛　桜鯛　当季雑詠