第21３回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二百十三回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成二十八年十一月七日（月）十三時三十分―十五時 　二、会　場　　東友会クラブ 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、中野、濱﨑、村川、森、比村 　四、投句者　　佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題 　「スポーツ」　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　スポーツはテレビ観戦解説者　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　地　すったもんだ五輪会場誰決める　　　　　　　　隆之 　　　　　天　スポーツが取り持つ縁の友白髪　　　　　　　　節信 　　　　　軸　登山会雨が降ったら飲もう会　　　　　　　　　晃朗　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「得意」　　　　　　　　　　　濱﨑　俊夫　選 　　　　　人　ワープロを嫌う頑固の筆冴える　　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　得意げに釣果見せたが友に負け　　　　　　　　隆之 　　　　　天　騙された振りして騙す得意技　　　　　　　　　節信　 　　　　　軸　得意顔孫にじいじも顔崩し　　　　　　　　　　俊夫 　　　　「風」　　　　　　　　　　　島田　たかし　選 　　　　　人　風力の電気で風の扇風機　　　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　地　平穏な風薫る秋大阪は　　　　　　　　　　　　ヤス坊　　　 　　　　　天　ゆったりと母のやさしいうちわ風　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　終電行き後は木枯らし舞う駅舎　　　　　　　　たかし　 　　　　「走る」　　　　　　　　　　　江口　節信　選 　　　　　人　走ろうとしても足腰そっぽ向き　　　　　　　　隆之 　　　　　地　忙しく諭吉が走る年の暮れ　　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　天　ここだけの話は直ぐに走り出す　　　　　　　　たかし 　　　　　軸　無料券まだあるらしいそれ走れ　　　　　　　　節信 　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　肝臓に詫びて理由ある酒を飲む　　　　　　　　白卓坊　 　　　　　　　断捨離も欲には勝てぬゴミの山　　　　　　　　小石　 　　　　　　　熊冬眠里に安堵の日が戻る　　　　　　　　　　くにお 　　　　　　　泣き議員他山の石にならぬ奴　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　固唾のむ米韓同時なに起る　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　クリントントランプ不安撒き散らし　　　　　　隆之　 　　　　　　　ボケた振りして危機をすり抜ける　　　　　　　節信　　　　　　　 　　　　　　　盛り土なき豊洲どうする小池さん　　　　　　　たかし 　　　　　　　政活費違反議員の超党派　　　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　内視鏡腹の黒さは写らない　　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　救急車をよそいき羽織り母が待つ　　　　　　　晃朗 　　　　　　子の晩酌一杯だけの友でいる　　　　　　　健吾 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十八年十二月五日（月）十時三十分から 　　　　　　　　　 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　席　題　　　　　　　　　　比村　隆之 　　　　　　「正」　　　　　　　　　　江口　節信 　　　　　　「姿」　　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　 「テスト」　　 　　　　 　島田　たかし　 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上