第２０８回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二百八回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成二十八年五月二日（月）十三時三十分―十五時 　　　　　　二、会　場　　東友会クラブ 　三、出席者　　楠本、坂下、島田、中野、濱﨑、村川、森、比村 　四、投句者　　江口、佐山、高橋、多和 　五、作　品 ?席題　「揺れる」　　　　　　　　村川　きよつぐ　選 　　　　　人　打と投を揺れることなく二刀流　　　　　　　　たかし 　　　　　地　新幹線こぼさずに飲むワンカップ　　　　　　　晃朗 　　　　　天　安倍のミクス株の上下で揺れている　　　　　　臥龍 　　　　　軸　千百回越えても慣れぬ怖い揺れ　　　　　　　　きよつぐ　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「車」　　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　人生を互いに見せて終電車　　　　　　　　　　くにお 　　　　　地　俺は軽妻は普通車子は外車　　　　　　　　　　節信 　　　　　天　横になり楽に行けます霊柩車　　　　　　　　　きよつぐ　 　　　　　軸　三菱の車値切って買うは今　　　　　　　　　　晃朗 　　　　「とんでもない」　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　世界中敵に廻して核の道　　　　　　　　　　　たかし 　　　　　地　不倫辞職議員補選に使う金　　　　　　　　　　きよつぐ　　　 　　　　　天　活断層の伝染病が治らない　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　とんでもない若冲に見る筆の冴え　　　　　　　隆之　 　　　　「戻る」　　　　　　　　　　　中野　健吾　選 　　　　　人　天災は忘れなくても続くもの　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　地　気になって戻ったカギは掛かってた　　　　　　隆之 　　　　　天　赤線の前を行ったり戻ったり　　　　　　　　　臥龍 　　　　　軸　悪口も大樹の蔭に戻り行く　　　　　　　　　　健吾 　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　名は要らぬマイナンバーで何もかも　　　　　　節信 　　　　　　　筋書きと違う意見でボツになる　　　　　　　　晃朗　 　　　　　　　新学期出迎えママも若返る　　　　　　　　　　たかし　 　　　　　　　大局は見えずに針の穴つつく　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　政界の政治資金は誰のもの　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　東京砂漠田舎の女へ募る恋　　　　　　　　　　小石 　　　　　　　爽やかな五月の風に鍬を止め　　　　　　　　　白卓坊　 　　　　　　　黄色帽の未来も平和満ちる世に　　　　　　　　くにお　　　　　　　 　　　　　　　補欠選投票率が頭垂れ　　　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　雄同士唸り合ってる猫の恋　　　　　　　　　　健吾 　　　　　　　誕生の頃の話を聞けぬ歳　　　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　黒田さんが株を安倍さん税上げる　　　　　　　臥龍 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十八年六月六日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　坂下　臥龍 　　　　　　　「黒い」　　　　　　　　　村川　きよつぐ 　　　　　　　「ああ」( 嗚呼 )　　　　　楠本　晃朗 　　　　　 　「大」　　 　　　　　　　 比村　隆之　 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上