第21１回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二百十一回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成二十八年九月五日（月）十三時三十分―十五時 　二、会　場　　東友会クラブ 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、中野、濱﨑、村川、森、比村 　四、投句者　　佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題　 「オリンピック」　　　　　村川　きよつぐ　選 　　　　　人　個人よりバトンタッチで勝つ日本　　　　　　　健吾 　　　　　地　舛添も残念だろう旗が逃げ　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　天　旋風を吹かせ五輪旗繋ぐ知事　　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　四年かけ咲かせる種を播く世界　　　　　　　　きよつぐ　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「石」　　　　　　　　　　　　江口　節信　選 　　　　　人　石けりや竹馬すたれ孫スマホ　　　　　　　　　悦司 　　　　　地　戦死者の遺骨の箱に石ひとつ　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　天　石頭頑固一徹苔も生え　　　　　　　　　　　　隆之　 　　　　　軸　冗談も洒落も通じぬ石頭　　　　　　　　　　　節信 　　　　「妻」　　　　　　　　　　　　中植　悦司　選 　　　　　人　聞くけれど頷けません妻の愚痴　　　　　　　　くにお 　　　　　地　川柳誌を妻も読むからゴマを擦る　　　　　　　晃朗　　　 　　　　　天　杖よりも妻が頼りの老いの坂　　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　女房の機嫌とるのも疲れ出し　　　　　　　　　悦司　 「やっぱり」　　　　　　　　　森　ヤス坊　選 　　　　　人　出来過ぎの裏に国策ドーピング　　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　おにぎりの味はやっぱり母の素手　　　　　　　晃朗 天　お祭りが好きだやっぱり日本人　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　トイレにも宣伝団扇活躍す　　　　　　　　　　ヤス坊 　 「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 七回忌仮設で迎える丸い背　　　　　　　　　　くにお 　　　　　　　ポケモンを出せと村長旗を振る　　　　　　　　白卓坊　 　　　　　　　沙保里チャン金より重い銀メダル　　　　　　　小石　 　　　　　　　ボケ防止川柳写真良いらしい　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　秋場所の和製横綱待ち侘びる　　　　　　　　　節信 　　　　　　　猛暑過ぎツケにびっくり電気代　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　安倍総理マリオで喝采株を上げ　　　　　　　　俊夫　 　　　　　　　アンダーのバトン見事に銀メダル　　　　　　　たかし 　　　　　　　時刻む原爆ドーム不戦の灯　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　二学期が始まりホッとしてる母　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　手を繋ぎ歩く相手は介護人　　　　　　　　　　悦司 　　　　八十歳過ぎて知り度いこと少し　　　　　　　　健吾 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十八年十月三日（月）十三時三十分から 　 会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 句題と選者 　　　　　 席　題　　　　　　　　　　 比村　隆之 　　　　　 「カタカナ」　　　　　　　　森　ヤス坊 　　　　　　　「継ぐ」　　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　 「意地悪」　　 　　　　 　 中植　悦司　 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　 　　　　　 　　　　　以上