第222回　東柳会句会 　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 第二百二十二回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成二十九年十月二日（月）十四時―十六時 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、中野、濱﨑、前田、森、　　　　　　　　　　　　山内、比村 　四、投句者　　坂下、佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題　「選挙」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　立候補して欲しいけど固辞される　　　　　　　節信 　　　　　地　安倍総理ヘビにびっくり慌てだす　　　　　　　悦司 　　　　　天　小選挙区入れたい奴が居ぬ白紙　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　見透かした野党の闇に希望の灯　　　　　　　　隆之　　　　　　　　　　　　 　 ☆宿題　「さて」　　　　　　　　　　　前田　ヒロ　選 　　　　　人　卒寿越しさてこれからは終活だ　　　　　　　　節信 　　　　　地　森友や加計さて置きすわ選挙　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　天　さて明日はどこへ向かうか気まま旅　　　　　　隆之　 　　　　　軸　さてさてとさての向こうもさて残る　　　　　　ヒロ 　　　　「壁」　　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　国境の壁に家族が引き裂かれ　　　　　　　　　悦司 　　　　　地　代替わり嫁に壁の絵外される　　　　　　　　　白卓坊　　　 　　　　　天　両隣り壁を造らぬお人柄　　　　　　　　　　　小石 　　　　　軸　水害の高さを競う壁の線　　　　　　　　　　　晃朗　 　　　　「あやかる」　　　　　　　　　山内　洋一　選 　　　　　人　年金者アベノミクスにあやかれず　　　　　　　晃朗 　　　　　地　あやかりたいね日野原さんの生き様に　　　　　小石 　　　　　天　よく当たる噂で並ぶくじ売り場　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　赤ヘルにあやかり赤い帽子買う　　　　　　　　洋一 　　　　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　総選挙自民圧勝透けて見え　　　　　　　　　　小石　 　　　　　　　帰る里ないまま仮設もう六年　　　　　　　　　くにお　 　　　　　　　筍が境界に出て竹になり　　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　北の核どこ吹く風のバライティ　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　喫煙の害を知りつつ先送り　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　台風と記録づくめの秋の場所　　　　　　　　　俊夫　 　　　　　　　セ界連覇カープの強さ見せつけた　　　　　　　洋一　　　　　　　 　　　　　　　峠道今は車でちょいと越え　　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　五十年共に譲らぬ痴話ゲンカ　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　幾山河越えて八十路の船を漕ぐ　　　　　　　　隆之 　　　　　　　だまされた振りしてだますしたたかさ　　　　　節信 　　　　　　　正恩が核を捨てたら平和賞　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　出世魚食っても出世せぬ男　　　　　　　　　　健吾 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　日　時　　平成二十九年十一月六日（月）十四時から 　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　　　「 太い 」　　　　　　　　比村　隆之 　　　　　　　「 裏 」　　　　　　　　　江口　節信 　　　　　 　「 他人 」　　 　　　 　　中植　悦司 　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　自選句　記名一句　　　　　　　以上