第223回　東柳会句会 　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二百二十三回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成二十九年十一月六日（月）十四時―十六時 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　楠本、島田、中植、中野、濱﨑、前田、山内、比村 　四、投句者　　江口、佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題　「時事川柳」　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　国民の金を使ってする不倫　　　　　　　　　　悦司 　　　　　地　台風の被害素知らぬ紅葉狩り　　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　鳴りひそめ正恩何の策を練る　　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　ミサイルに気をつけながら渡る鳥　　　　　　　晃朗　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「太い」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　大安吉日祝いの文字の墨太く　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　親指が太くて難儀するスマホ　　　　　　　　　晃朗 　　　　　天　離れてる太い絆を手繰り寄せ　　　　　　　　　節信　 　　　　　軸　太っ腹見せて気になるレジの前　　　　　　　　隆之 　　　　「裏」　　　　　　　　　　　島田　たかし　選 　　　　　人　バックシャンなつかしいひびき二十歳頃　　　　悦司 　　　　　地　少子化に裏門開けて待つ私学　　　　　　　　　晃朗　　　 　　　　　天　沈黙の裏が氣になる北の国　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　軸　路地裏にちょいと小粋な縄のれん　　　　　　　たかし　 　　　　「他人」　　　　　　　　　　　中植　悦司　選 　　　　　人　他人の飯食って鍛えた心技体　　　　　　　　　小石 　　　　　地　尽すだけ尽して戸籍まだ他人　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　天　不倫ですシングル二室とって旅　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　ボランティア他人をこえて流す汗　　　　　　　悦司 　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　黄色震災支援バス今も　　　　　　　　　　　　くにお　 　　　　　　　希望も夢も排除で萎える百合の花　　　　　　　小石　 　　　　　　　また訃報賀状の数を締められぬ　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　北斎とハルカス見たらああしんど　　　　　　　洋一 　　　　　　　年老いてまたも声高夫婦仲　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　高齢者増えてクラブ減る奇怪　　　　　　　　　俊夫　 　　　　　　　外人が会席膳にワンダフル　　　　　　　　　　節信　　　　　　　 　　　　　　　黙祷で始まる世代のクラス会　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　仮面剥げ希望の党へ風吹かず　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　耳栓はどこで仕入れた安倍総理　　　　　　　　悦司 　　　　　　　天国から同窓会の案内が　　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　広告を読む度サプリの瓶が増え　　　　　　　　健吾 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十九年十二月四日（月）十一時から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　比村　隆之 　 　　　　　　　「 賞　 」　　　　　　　　江口　節信 　　　　　　　「 取柄 」　　　　　　　　濱﨑　俊夫 　　　　　 　「 やがて 」　　 　　　 　楠本　晃朗 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上