第215回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二百十五回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成二十九年二月六日（月）十四時―十五時三十分 　二、会　場　　東友会クラブ 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中野、濱﨑、村川、森、比村 　四、投句者　　坂下、佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題　「ウォーキング」　　　　　村川　きよつぐ　選 　　　　　人　徘徊じゃないです散歩してるだけ　　　　　　　節信 　　　　　地　免許返上活躍してる万歩計　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　天　呆け爺がフラリと出掛けもう三月　　　　　　　節信 　　　　　軸　逆まわり歩いて見えた新世界　　　　　　　　　きよつぐ　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「ペット」　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　野良猫がペットになっている出世　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　スマンスマン我が家のインコ繰り返す　　　　　きよつぐ 　　　　　天　喧嘩すればペットは妻に味方する　　　　　　　臥龍　 　　　　　軸　夫にはしないペットの三回忌　　　　　　　　　晃朗 　　　　「自由」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　不自由のない窓際で不満足　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　自由社会拝金主義を煽り立て　　　　　　　　　小石　　　 　　　　　天　妻は旅不便な自由享受する　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　ＧＰＳつけて容疑者泳がせる　　　　　　　　　隆之　 　　　　　「赤い」　　　　　　　　　　　江口　節信　選 　　　　　人　コップ酒赤の他人が肩を寄せ　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　地　色褪せてすり切れそうな赤い糸　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　天　卒寿過ぎまだこれからと赤いシャツ　　　　　　晃朗 　　　　　軸　飲み過ぎて赤い顔して千鳥足　　　　　　　　　節信 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　黴まみれ仮設の暮らしもう六年　　　　　　　　くにお　 　　　　　　　日本の自由貿易霞む春　　　　　　　　　　　　小石　 　　　　　　　スマホとは何かと訊いて笑われる　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　言論の自由許さんトランプは　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　雑煮餅入れる入れない悩む人　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　雪の朝二の字二の字の見えぬ道　　　　　　　　きよつぐ　 　　　　　　　スイッチオフ妻のおしゃべり止まらない　　　　たかし　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　ジョーカーをひいて世界が眉ひそめ　　　　　　隆之 　　　　　　　田子の浦に稀勢の里あり富士の山　　　　　　　晃朗 　　　　　　　美人にはさよならばかり人生だ　　　　　　　　臥龍 　　　　　　　褒め言葉繋ぎ合わせて読む祝辞　　　　　　　　節信 　　　　　　　僕唄う他人に自信持たせてる　　　　　　　　　健吾 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十九年三月六日（月）十四時から 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　 席　題　　　　　　　　　　江口　節信 　　　　　　　「 備える 」　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　　　「 答 」　　　　　　　　　濱﨑　俊夫 　　　　　 　「 愛 」　　 　　　　　　中野　健吾　 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上