第２３２回　東柳会句会　　　　

第二百三十二回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成三十年十月一日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、濱﨑、比村、前田、森、山内 　四、投句者　　坂下、中野、佐山、高橋、多和 　五、作　品 ?席題　 「台風」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選　 　　　　　人　古家の台風雨戸閉め切れず　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　地　トランプのような台風二度三度　　　　　　　　悦司 　　　　　天　台風被害五十歩百歩する自慢　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　列島についた台風通り道　　　　　　　　　　　隆之 ☆宿題　「スーパー」　　　　　　　　　中植　悦司　選 　　　　　人　スーパーの年寄り酒より薬増え　　　　　　　　健吾　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　地　カゴさげてじいさん目立つ昼下がり　　　　　　ヒロ 　　　　　天　洋画観るスーパー読む間に画面消え　　　　　　くにお　 　　　　　軸　手際よいレジの娘の列に立つ　　　　　　　　　悦司 　　　　「忘れる」　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　忘れるとゆう字をわすれかなで書く　　　　　　龍雄 　　　　　地　頼まれた買い物メモの紙忘れ　　　　　　　　　隆之 　　　　　天　夢に出た秀句目覚めて直ぐ忘れ　　　　　　　　節信 　　　　　軸　妻の名がさて死に際に出るやろか　　　　　　　晃朗 　　　　「笑顔」　　　　　　　　　　　　前田　宏　選 　　　　　人　看護士の笑顔の方が良いくすり　　　　　　　　龍雄 　　　　　地　愛燦燦笑顔満面孫来たる　　　　　　　　　　　小石 　　　　　天　泣き顔が笑顔に変わる母の胸　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　赤信号笑顔うれしいバックミラー　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　「近詠」　　　　　　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　仮設撤去苦悩の跡も風化して　　　　　　　　　くにお 　　　　　　　襲い来る雨風水や地震まで　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　スーパースター大谷見事何もかも　　　　　　　小石 　　　　　　　悲願達成広島カープ三連覇　　　　　　　　　　洋一 　　　　　　　異常気象当たり前だと神笑う　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　行司なく米中摩擦加熱する　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　スタジオは芸人たちの遊園地　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　夏終わり芋煮の季節思い出す　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　読めるけど書けぬ漢字がたんとある　　　　　　晃朗 　　　　　　　停電で電気の恵み思い知り　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　哲学の煙を今はもうはけぬ　　　　　　　　　　龍雄 　　　　八十路過ぎ亡母に会う夢顔見えず　　　　　　　俊夫 　　　　引っ越しで気付く御近所との絆　　　　　　　　節信 　　　　あれ大事これも大事とゴミが増え　　　　　　　健吾 六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十年十一月五日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　 楠本　晃朗 　　　　　 　　「口ぐせ」　　　　　　　　　 前田　宏 　　　　　　　 「参った」　　　　　　　 　 江口　節信 　　　　　 　 「すらすら」　　 　　 　　 島田　孝司 　　　　　　 　近　詠　　　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆　投句提出について　( 句箋と投句一覧の添付をお願いします 。) 　　　　　句会出席会員　欠席の場合　一週間前までに、中植さんまで。 　　　　　投句会員　　　　　　　　　三日前までに、比村まで。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上