第２２５回　東柳会句会　　　　

第二百二十五回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成三十年二月五日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、中野、濱﨑、比村、前田、森、山内 　四、投句者　　坂下、佐山、高橋、多和　 　五、作　品 ?席題　「大相撲」　　　　　　　　　　山内　洋一　選　 　　　　　人　相撲籍日本語籍を取ってから　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　地　土俵の外理想かかげて貴敗れ　　　　　　　　　隆之 　　　　　天　大相撲丸い土俵が歪み出し　　　　　　　　　　悦司 　　　　　軸　大相撲土俵以外で盛り上がる　　　　　　　　　洋一　　　　　　　　　　　　 ☆宿題　「たぬき」　　　　　　　　　　中野　健吾　選 　　　　　人　政界に昔はいたな古狸　　　　　　　　　　　　たかし 　　　　　地　過疎の村狸が寺の守してる　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　天　国会で狐と狸よく寝よる　　　　　　　　　　　悦司 　　　　　軸　家康は昔親父という狸　　　　　　　　　　　　健吾 　　　　「危ない」　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　我が家には妻の不満が満ちている　　　　　　　悦司 　　　　　地　胎内にも居ぬ子へ継ぐか債務危機　　　　　　　くにお 　　　　　天　危ないと孫を気遣い転ぶ爺　　　　　　　　　　節信 　　　　　軸　危ないが仮想通貨につい惹かれ　　　　　　　　隆之 　　　　「家族」　　　　　　　　　　　　森　　康　選 　　　　　人　ファミレスで両親スマホ児はあくび　　　　　　たかし 　　　　　地　赤ちゃんが出来てすねてるうちの猫　　　　　　晃朗 　　　　　天　跡を継ぐ家族がなくて老舗消え　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　猫でさえ子供は守る一番に　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　ラブレター辞書を片手に美辞麗句　　　　　　　節信 　　　　　　　登山客がエスカレーター並んでる　　　　　　　晃朗 　　　　　　　人間をやめたいという言う老婆あり　　　　　　龍雄 　　　　　　　不祥事を逆手人気の大相撲　　　　　　　　　　小石 　　　　　　　歳を知り危ない橋は渡らない　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　近大のマグロ大間に程遠い　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　梅地下で昭和に恵方巻を買い　　　　　　　　　くにお 　　　　　　　タバコやめ酒をやめても褒められず　　　　　　悦司 　　　　　　　平凡だが最適の道歩いてた　　　　　　　　　　健吾 　　　　　　　北の手に乗せられ韓の躙り寄り　　　　　　　　俊夫 　　　　床離れも少し先と寒の朝　　　　　　　　　　　隆之 　　　　優先に座る若者恥知らず　　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　昨今は万札羽根が生えた様　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　節分で追い払いたい寒気団　　　　　　　　　　洋一 　　　　　　　　　　　　　 六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十年三月五日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　 中植　悦司 　　　　　　　「 やがて 」　　　　　 　 楠本　晃朗 　　　　　　　「 眩しい 」　　　　　　　江口　節信 　　　　　 「 願う 」　　 　　　 　　比村　隆之 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　 自選句　記名一句　　　　　以上