第２２７回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　第二百二十七回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成三十年四月二日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　江口、楠本、島田、濱﨑、比村、前田、森、山内 　四、投句者　　坂下、中植、佐山、高橋、多和　 　五、作　品 　　　?席題　「花見」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選　 　　　　　人　散る桜花見出来ずに春さらば　　　　　　　　　俊夫 　　　　　地　席取りをする暇もなし早桜　　　　　　　　　　節信 　　　　　天　団地にも桜があって吉野山　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　葉桜になっての花見泣く幹事　　　　　　　　　隆之 　　　☆宿題　「新品」　　　　　　　　　　　江口　節信　選 　　　　　人　救急車サラの下着に替えて乗る　　　　　　　　晃朗　　　　　　　　　 　　　　　地　小さき背に踊るピカピカランドセル　　　　　　たかし 　　　　　天　新妻にない味わいの古女房　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　新車だが腕が未熟でまた故障　　　　　　　　　節信 　　　　　　　「ドジ」　　　　　　　　　　　森　康　選 　　　　　人　抜け目ないよりどじをふむ人がよい　　　　　　龍雄 　　　　　地　どじっても受ける心で天と地に　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　お互いのドジを笑っていい夫婦　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　出しゃばった妻の出現勇み足　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　「ざわざわ」　　　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　人　言い切った答弁どじとなる火種　　　　　　　　悦司 　　　　　地　ざわざわと悪い噂が散って行く　　　　　　　　節信 　　　　　天　主賓来ず始められない祝賀会　　　　　　　　　隆之 　　　　　軸　聞こえたよ大谷君の胸騒ぎ　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　天下る退職金の眩し過ぎ　　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　過疎の村家もが粗大ごみと化し　　　　　　　　くにお 　　　　　　　財務省日本の頭脳崩れ出し　　　　　　　　　　小石 　　　　　　　よい場面割って顔出すコマーシャル　　　　　　悦司 　　　　　　　左手で眼鏡持ち右手で探す　　　　　　　　　　龍雄 　　　　　　　桜祭り早く咲きすぎ大慌て　　　　　　　　　　洋一 　　　　　　　半袖で花見するのも乙なもの　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　ならず者正恩とんだ戦略家　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　米中は世界秩序をどうするか　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　神様に祈る夫のぽっくり死　　　　　　　　　　晃朗 　　　　スーパーで揉み機本日空いていた　　　　　　　ヒロ 　　　　明日にでも憲法変える便利国　　　　　　　　　俊夫 　　　　引っ越しで気付く御近所との絆　　　　　　　　節信 　　　　　　　　　　　　　 　六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十年五月七日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題 楠本　晃朗 　　　　　　　　「 越える」　　　　　　　 島田　孝司 　　　　　　　　「 仲間 」　　　　　　　　濱﨑　俊夫 　　　　　 　 「 黄 」　　 　　　　 　 江口　節信 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　☆　投句提出について　( 句箋と投句一覧の添付をお願いします 。) 　　　　　句会出席会員　欠席の場合　一週間前までに、中植さんまで。 　　　　　投句会員　　　　　　　　　三日前までに、島田さんまで。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上