第２２８回　東柳会句会　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　第二百二十八回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成三十年五月七日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　江口、楠本、島田、中植、濱﨑、前田、森、山内 　四、投句者　　佐山、高橋、多和、比村 　五、作　品 ?席題　「病気」　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選　 　　　　　人　コンコンと咳をしてるが仮病だろ　　　　　　　節信 　　　　　地　新しい機種が出るたびほしくなる　　　　　　　ヤス坊 　　　　　天　女房の小言は病気気にとめず　　　　　　　　　悦司 　　　　　軸　自分には健康管理出来ぬ医者　　　　　　　　　晃朗 ☆宿題　「越える」　　　　　　　　　　島田　孝司　選 　　　　　人　おい倅親父を越えて高く飛べ　　　　　　　　　節信　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　地　越えてやる心に刻むアスリート　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　和の味を水平線を越えて売る　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　いくつもの峠を越えて今を生き　　　　　　　　たかし 　　　　「仲間」　　　　　　　　　　　濱﨑　俊夫　選 　　　　　人　悪友のメールが誘う飲み屋から　　　　　　　　白卓坊 　　　　　地　利害生む波紋仲間の和を乱す　　　　　　　　　隆之 　　　　　天　お互いに疎遠になって行く八十路　　　　　　　悦司 　　　　　軸　会った時ヨオーと声掛け笑う仲　　　　　　　　俊夫 　　　　　　「黄」　　　　　　　　　　　江口　節信　　選 　　　　　人　国会も黄色い声でやかましい　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　地　ふんわりと美味いオムレツ朝の色　　　　　　　たかし 　　　　　天　妻からのイエローカードまた出され　　　　　　小石 　　　　　軸　黄ばんだ古い写真に彼と僕　　　　　　　　　　節信 　　　　　　「近詠」　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　ソダネーと笑顔ほころぶ連帯感　　　　　　　　小石 　　　　　　　弔辞書く昨日の河豚を疑って　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　小中一貫校九年生の奮起見え　　　　　　　　　くにお 　　　　　　　暴騰の野菜高値は皆気温　　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　ヨチヨチの曾孫が今じゃランドセル　　　　　　節信 　　　　　　　アナログで昭和の歌に酔い痴れる　　　　　　　たかし 　　　　　　　一年中どこかでしてる慰霊祭　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　若者の歓喜の連休我は常　　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　ミステリー犯人捜し夜が明ける　　　　　　　　洋一 　　　　　　　正恩の先棒担ぐ文在寅　　　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　我が国のテロ対策と危機管理　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　謝ればなんでもすむか軽い国　　　　　　　　　悦司 六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十年六月四日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　中植　悦司 　　　　　　　「 怒る」　　　　　　　　 濱﨑　俊夫 　　　　　　　「 カビ 」　　　　　　　　比村　隆之 　　　　　 「 素足 」　　 　　　　　島田　孝司 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 　近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上