第２３５回　東柳会句会　　　　

第二百三十五回　東柳会　記録 　一、日　時　　平成三十一年二月四日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　楠本、島田、中植、濱﨑、前田、森、山内 　四、投句者　　江口、坂下、佐山、高橋、多和、比村、 　五、作　品 ?席題 「若い」　　　　　　　　　　　島田　孝司　選 　　　　　人　春場所に若い力士よはっけよい　　　　　　　　ヒロ 　　　　　地　熱唱も若いつもりが老いも見え　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　歳よりも五才若いと言われても　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　パワー全開世界を制覇する若さ　　　　　　　　たかし ☆宿題　「ガラス」　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　ガラスからお猪口に替えるお正月　　　　　　　洋一 　　　　　地　ガラス張り出来ぬカリスマ欲の皮　　　　　　　小石 　　　　　天　医学大扉ガラスと入れ替える　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　リサイクル割れぬガラスに困ってる　　　　　　晃朗 　　　　「内臓」　　　　　　　　　　　森　康　選 　　　　　人　飲む薬増えて腎臓悲鳴上げ　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　レントゲンで腹黒いとこありません　　　　　龍雄 　　　　　天　鯨肉を胃が待っている五十年　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　俺の腹腹の虫さん教えてよ　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　「実は」　　　　　　　　　　中植　悦司　選 　　　　　人　妻真顔実はと言って目が笑う　　　　　　　　ヒロ 　　　　　地　火をつけてこい実は発破をかけ過ぎた　　　　洋一 　　　　　天　本物がオレオレ詐欺を父母にする　　　　　　晃朗 　　　　　軸　実はから始まる話は碌でない　　　　　　　　悦司 　　　　「近詠」　　　　　　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　年賀状今年限りが十五通　　　　　　　　　　　節信 　　　　　　ありったけ厚着膨らみ寒極む　　　　　　　　　くにお 　　　　　　四つに組み取り戻したい北の島　　　　　　　　隆之 　　　　　　年毎に近い岩沼遠くなり　　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　断捨離をやる気元気が待ったかけ　　　　　　　小石 　　　　　　年の暮れゴーンゴーンと紛らわし　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　減らしながら減って淋しい年賀状　　　　　　　龍雄 　　　　　　代議士はうまく忖度する出世　　　　　　　　　悦司 　　　　　　ンの付く根菜食べて僕達者　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　東大生官僚志望激減か　　　　　　　　　　　　たかし 　　　　　　孫と祝う平成最後のお正月　　　　　　　　　　洋一 　　　　　　チコチャンにほめて貰える生き方は　　　　　　ヒロ 　　　　　　近くても遠い一番いやな国　　　　　　　　　　俊夫 六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十一年三月四日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　席　題　　　　　　　　　　 　　楠本　晃朗 　　　　　 　「声」　　　　　　　　　 　　山内　洋一 　　　　　　 「逃げる」　　　　　　　 　　濱崎　俊夫 　　　　　 「汚い」 　　 　　 　　 　前田　宏 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上