第２３６回　東柳会句会　　　　

第二百三十六回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成三十一年三月四日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　楠本、島田、中植、濱﨑、比村、前田、森、山内 　四、投句者　　江口、坂下、佐山、高橋、多和、 　五、作　品 ☆席題　「それぞれ」　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　それぞれにスネに傷もち同期会　　　　　　　　悦司 　　　　　地　それぞれに思い描いて来た老後　　　　　　　　隆之 　　　　　天　米朝でそれぞれの夢違い過ぎ　　　　　　　　　たかし 　　　　　軸　同じ飯食べて夫婦の違う夢　　　　　　　　　　晃朗 ☆宿題　「声」　　　　　　　　　　　　山内　洋一　選 　　　　　人　沖縄の声を消しよるブルドーザー　　　　　　　悦司 　　　　　地　集まれば元気姦し老人会　　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　生きる権利あると言いたげ群れカラス　　　　　くにお 　　　　　軸　紀平さん声援を背に世界一　　　　　　　　　　洋一 　　　　「逃げる」　　　　　　　　　　濱崎　俊夫　選 　　　　　人　ボヤキから逃げて笑顔の方へ行く　　　　　　　龍雄 　　　　　地　逃げ隠れしません顔に書いてある　　　　　　　小石 　　　　　天　論戦は逃げの一手で坂を越え　　　　　　　　　悦司 　　　　　軸　逃げられぬ幼子哀れ鬼館　　　　　　　　　　　俊夫 　　　　「汚い」　　　　　　　　　　　　前田　宏　選 　　　　　人　新顧客部下の手柄を取る上司　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　お口汚しと自信の味で持て成され　　　　　　　小石 　　　　　天　おれおれの汚い手伸びる不思議さ　　　　　　　俊夫 　　　　　軸　汚いは物だけでなく言葉にも　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　「近詠」　　　　　　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　外遊の成果を問わぬ収支残　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　雪解けに師たちは生徒に見送られ　　　　　　　くにお 　　　　　　　はやぶさ２世界に見せた存在感　　　　　　　　小石 　　　　　　　大坂さんコーチ交代上目指す　　　　　　　　　洋一 　　　　　　　広告が我がもの顔の日刊紙　　　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　隣国に負けない備え急ぐ今　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　朝食のあとの薬はてんこ盛り　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　ハノイ場所北は米国押し切れず　　　　　　　　たかし 　　　　　　　ハープ弾く奏者なんだか眠たそう　　　　　　　悦司 　　　　　　　獺の祭りと聞いて飛んで行く　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　曾孫の大学にまで付き合えた　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　万博まで生きて行列見に行こう　　　　　　　　龍雄 　　　　　　　夢に見た秀句起きたら跡もなし　　　　　　　　節信 六、次回予定 　　　　日　時　　平成三十一年四月一日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　 島田　孝司 　　　　　 　　「始まる」　　　　　　　　　 濱崎　俊夫 　　　　　　　 「食」　　　　　　　 　　　　中植　悦司 　　　　　　　　「すごい」　　 　　 　　 比村　隆之 　　　　　　　　近　詠　　　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上