第２４１回　東柳会句会　　　　

　第二百四十一回　東柳会　記録 　一、日　時　　令和元年九月二日（月）十三時三十分―十五時三十分 　二、会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　三、出席者　　楠本、島田、中植、濱﨑、比村、前田、森、山内 　四、投句者　　江口、坂下、佐山、高橋、多和 　五、作　品 ☆席題　豪雨　　　　　　　　　　　　　島田　孝司　選 　　　　　人　豪雨禍に油被災者泣いている　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　線状の豪雨駆け抜け沈む国　　　　　　　　　　悦司 　　　　　天　雲の上で排水作業してる神　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　時間雨量年々上り被害増す　　　　　　　　　　たかし ☆宿題　「狭い」　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　大物になれぬ了見狭すぎる　　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　路地裏は人のぬくもりある世界　　　　　　　　悦司 　　　　　天　狭き門大きな寄付が通り抜け　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　すんなりと通れぬ自動改札機　　　　　　　　　晃朗 　　　　「破る」　　　　　　　　　　　前田　宏　選 　　　　　人　勿体ない破れたシャツももう少し　　　　　　　龍雄 　　　　　地　隣国の破れかぶれに亀裂出来　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　天　休肝日に限って友がやって来る　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　今日もまた記録破りの猛暑とは　　　　　　　　ヒロ 　　　　「機械」　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　ゲーム機でヒマもてあます老いた馬　　　　　　悦司 　　　　　地　故障した時にトリセツ消えている　　　　　　　晃朗 　　　　　天　縄のれん機械油を注しに寄る　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　機械化を進めた人がはじかれる　　　　　　　　隆之 　　　　「近詠」　　　　　　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　渋野さん全英制し笑顔良し　　　　　　　　　　洋一 　　　　　　　余命ない人にも注射してる医者　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　免許更新認知機能に貰う丸　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　道あけよ俺はＣＭでかい顔　　　　　　　　　　悦司 　　　　　　　漢江の奇跡に蓋を弱み見せ　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　みちのくの祭りも熱中症の危機　　　　　　　　くにお 　　　　　　　我が国も護りのための軍事力　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　自惚れて書いた自説に酔い痴れる　　　　　　　節信 　　　　　　　隣国に鼠の穴もほじくられ　　　　　　　　　　小石 　　　　　　　鮎二匹焼いて今年の夏終わる　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　散歩道ここもよたよた同志いる　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　あおられてドラレコ探し品切れだ　　　　　　　たかし 　　　　　　　口げんかトランプ疲れ株下がる　　　　　　　　龍雄 　六、次回予定 　　　　日　時　　令和元年十月七日（月）十三時三十分から 　　　　会　場　　伊丹　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　 楠本　晃朗 　　　　　 　　「水」　　　　　　　　　 　　中植　悦司 　　　　　　　　「斜め」　　　　　　　 　　　森　　康 　　　　　　　　「湿る」　　 　　 　　 　島田　孝司 　　　　　　 　近　詠　　　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆　投句提出について　( 句箋と投句一覧の添付をお願いします 。) 　　　　　句会出席会員　欠席の場合　一週間前までに、中植さんまで。 　　　　　投句会員　　　　　　　　　三日前までに、比村まで。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上