二百五十七回　東柳会 記録から　 　一、日　時　　令和三年六月七日（月） 二、郵便句会　コロナ禍により東友会クラブ室から郵便句会に切り替え実施 　三、投句者 　江口、楠本、櫻田、佐山、島田、高橋、多和、中植　長谷、 濱﨑、比村、前田、森、山内、渡邊 　四、作　品 ☆宿題 　「近い」　　　　　　　　　　　　　　　　　前田　宏　選 　　　 　　　　　人　近い仲本音言い過ぎ仲違い　　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　ハグまででそこから先は紳士的　　　　　　　　源造 　　　　　天　絆深め近くの他人助け合う　　　　　　　　　　たかし 　　　　　軸　近所でも遠いつき合いお互いに　　　　　　　　ヒロ 　　　　　　　 　　　　　　　「暇」　　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　遠来の友の電話も暇つぶし　　　　　　　　　　悦司 　　　　　地　暇と金あって身体がおぼつかぬ　　　　　　　　小石　 　　　　　天　野良猫が背伸びしながら欠伸する　　　　　　　くにお 　　　　　軸　事件なく暇にピストル磨いてる　　　　　　　　晃朗 「きっと」　　　　　　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　子の病きっと治ると百度石　　　　　　　　　　くにお 　　　　　地　高金利に寄ってたかってカモが来る　　　　　　晃朗 　　　　　天　きっとあるウマイ話の落し穴　　　　　　　　　悦司 　　　　　軸　五輪やるバッハ遮二無二に突っ走り　　　　　　隆之 　 　「カメラ」　　　　　　　　　　　　　　　　中植　悦司　選 　 　　　　　人　写るんです今やスマホに座を譲る　　　　　　　たかし 　　　　　地　一眼の横でスマホ軽やかに　　　　　　　　　　俊夫　 　 　　　　　天　カメラマン気取りでライカ持った夢　　　　　　晃朗　 　 　　　　　軸　スマホ有りゃカメラは要らん人ばかり　　　　　悦司 「近詠」　　　　　　自選句 各自一句　　　　　　　　　　 　　　　　　　菜園へまめに出向いた夏野菜　　　　　　　　　政志 　　　　　　　コロナ禍の泥棒来てから縄をなう　　　　　　　源造 　　　　　　　若者の造語に負けた広辞苑　　　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　用心してもコロナに罹る不条理さ　　　　　　　くにお 　 　　　　　　　ワクチンに右往左往の五輪待ち　　　　　　　　小石 　　　　　　　大谷さん今ホームラン王奇跡だな　　　　　　　洋一 　　　　　　　散歩道枇杷の黄実古里の畑　　　　　　　　　　ヒロ　 　　　　　　　ワクチンの接種何より優先に　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　諸々の罪を隠して美女が笑む　　　　　　　　　へんちき 　　　　　　　さざ波の接種率でも五輪する　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　自治体もワクチン接種競い出す　　　　　　　　隆之 　　　　　　　コロナ禍で広告大事新聞紙　　　 　　　　　 悦司 　　　　　　　天国へ行く順番の接種です 　　　　　　　　 晃朗 　　　　　　　ワクチンの接種イベント粛々と　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　旨いのに何でＢ級言うのかな　　　　　　　　　節信 　五、次回予定 　　　　　　　 　　　　日　時　　令和三年七月五日（月）十三時三十分から 　　　　場　所　　東友会クラブ室 　　　　　　　　　　　　　　　　 句題と選者 　　　　　 　　　　　　　 「昔」　　　　二句　　　　　 島田　孝司 　　　　　　　 「三分」　　　二句　　　　　 中植　悦司　 　 　　　　　 　　「歴史」　　　二句　　　　　 楠本　晃朗　 　　　　　　 　「守る」　　　二句　　　　 　濱﨑　俊夫　　　 　　　　　　 　近　詠　　　 自選句　記名一句 　　 ☆投句提出について　( 句箋と投句一覧の添付をお願いします 。) 　　　　　句会出席会員　欠席の場合　一週間前までに、中植さんまで。 　　　　　投句会員　　　　　　　　　三日前までに、比村まで。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上