三上順一からのリレー

近況レポート

                        中村 正博

東洋ゴム定年後 好運に恵まれ65歳の誕生日(今年6月)までフルタイムで健康に事故なく倉庫会社で勤める事が出来ました。 3か月ほど、SUNDAY毎日の日々を過ごしましたが、根っから仕事が好きな私?には、物足りない日々でした。 毎朝、1万歩の散歩を課して2時間ほど歩く事で午前中は過ごせるのですが午後の時間を持て余していました。

そこで10月に入り、市のシルバー人材センターに登録しました。そこで紹介されたのが地元の中学校の用務員の仕事、週2回、仕事内容も自分の体力や生活リズムでも無理なくできそうで やってみる事にしました。今までとはあまりに違う環境ではじめは慣れない事もありましたが、孫に近いような子供達と接する日々は新鮮です。朝、登校して来る子供達に「おはよう」と声かけすると「おはようございます」と元気な声が返ってきます。

また下校時ともなると秋も深まったのであたりはもう薄暗く「早く帰れよ」と言うと「はぁい、さようなら」と 走って帰る後ろ姿を見送りながら校門を閉めます。

ふと自分の息子達が中学生だった頃は、私も仕事が忙しく帰りも遅いし、土日の休みは子供達が部活や試合でいないという事が多かったので、余りコミュニケーションが無かったのですが、こんな中学生活を送っていたのかなぁと 思いをよせる事もあります。

その息子も 今は中学校教員になり子供たちを教え導く立場になっています。 

息子が帰省した折に今の中学生の話も聞く事がありますが、中間、期末テスト、受験など学業も忙しく部活もありと中学生も大変だなぁと思っていましたが、今、目の前に同じように頑張る中学生を見て微力ながら見守ってやることが出来ればとおもっています。
           次回は小嶋 正三さんにリレーします。