（大日　文雄さんからのリレー）

　　　　　　　　　　　　　　　思い出と近況

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酒井　謙一

東洋ゴムを退職してからもはや２０年目になる。本社資材部を皮切りに経理部、パトラ部を経て海外部に入り多くの海外出張、英国ロンドン駐在、退職直後の中国駐在、その後もＪＩＣＡボランテイアとしてヨルダン、コスタリカに駐在で海外駐在は合計１１年に及ぶ。その後通訳案内士として通訳士の団体である日本観光通訳協会の理事となり、同協会が公益法人から一般社団法人に切り替わる手助けをした。いまもフリーランスで英語のガイドや通訳を時々しており、スペイン語、中国語の翻訳なども手掛けることがある。同時に外国人技能実習生へのアドバイザ―や日本語教育などにもかかわっており、人口減少に向かう日本企業の手助けをし、ブラック企業に対する労働強化を監視する役目も担っている。

遊びのほうはアルゼンチンタンゴを家内とともに運動のために楽しみ、時々東京のパーテイーに参加し、アルゼンチン人の先生がおられるときはスペイン語で話しかけてタンゴとスペイン語会話を楽しんでいる。最近ちょっと心配になってきた認知症を防止するため、ピアノを始め、以前から趣味でギター演奏を楽しんでいるが、最近近くの高齢者ケアーハウスで友人とともにボランテイアでライブなどもおこなっている。あとどれくらい生きられるかわからないが、体の動く限り、つづけていきたいものである。ケアーハウスに出入りしているうちに介護関連の人材不足が深刻であることに気付いた。そこで肉体労働は無理としても介護事務管理の仕事があることに気づき資格獲得のために（年齢制限なし）学習をはじめつつある。ピアノでは現在ＮＨＫの朝ドラ「あさがきた」の主題歌である「３６５日の紙飛行機」が何とか弾けるようになり６歳になった孫娘のひとりが歌う歌にピアノ伴奏をして楽しんでいる。

ピアノ発表会　　　　　　　ケアーハウス、ライブ

次は関東OB会　平塚広志さんにお願いします。