（望月　尭さんからのリレー）

　　私の剣道修業・その後

　　　　　　　　　　　東工会　　枸杞　勝史

　平成２４年７月掲載のリレー随筆に、私の所属している剣道道場に孫（男の子・現在小５）が入門してきたことを書いた。それから１年後にもう一人の孫（女の子・現在中２）が入門し、３年７ヶ月を経て二人の孫とともに剣道修業を続けている。
　私は現在７４歳。毎週２回の稽古はかなりきつくなってきたが、先輩の８５歳（七段）、７９歳（五段）の２人が、いろいろな病を克服して稽古を続けておられるので、今のところ病しらずの私が遅れをとるわけにいかず、毎日１時間の自宅前での自主稽古、週２回の道場での稽古を続けている。　
　孫たちも幸いにも落ちこぼれず稽古を続けているのは嬉しいことだ。身体も大きくなり筋力もついて竹刀の捌きも早くなってきた。うかうかしていると負けそうで、ますます老骨に鞭打って稽古に励む毎日です。今年で剣道を始めて４０年、何とか５０年（８４歳）までは続けたいと思います。また、４月には剣道六段の審査に挑戦する予定で、一生挑戦の人生航路を走っています。

 次回は同期で永年親交のある若林成幸さんにお願いします。