種邑　隆之さんからのリレー

世界フィギュアスケート選手権大会を観戦

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関東ＯＢ会　野瀬　泰一

フィギュアスケート世界選手権大会（上海）の観戦ツアーに夫婦で行ってきました。男子の試合とエキジビションを観戦する４泊５日のツアーでした。

成績は羽生選手がスペインのフェルナンデス選手に僅差で負けて、２位に甘んじ大変残念でしたが、臨場感と応援合戦の興奮はとても楽しかった。

観客のほとんどが複数の国の選手を応援しており、皆さん各国の国旗を持参していた。選手が登場するたびに、取っ替え引っ替え振って、熱狂的な応援をアピールしていた。フィギュアの表演が終わるとドドッと走り出して、リンクサイドから縫ぐるみや花を投げ入れていた。あんなに沢山の縫ぐるみを後どうするのか気になった？　日本の羽生選手が登場した時は会場の興奮度も最高潮に達していた。「羽生ガンバ」とか「ハニー」とかの奇声や悲鳴に近い声が飛び交っており、演技中もジャンプが成功すると割れるような拍手が会場中で鳴り響いていた。ジャンプを失敗すると落胆のどよめきが聞こえていた。

　　　　　　　　　　　
　　　　　上海王冠体育館のチケットがお宝　　　　　　　羽生選手は惜しくも２位

　　応援旗まで作り、思い切って上海まで来てフィギュアスケートを観戦したが、素晴らしい思い出になった。上海は樹木が少ないが、偶然にもソメイヨシノを見つけた。７分咲きではあったが、一足早い花見も上海で楽しめた。

（事後談）

日本からの飛行機の中では多くの人がマスクをしていた。皆さん花粉症らしい。我々夫婦は中国のＰＭ２.５（超微細ホコリ）対策にゴーグル型メガネと高性能マスクを準備していたが、１回も使用しなかった。滞在中、上海は青空が見えており、現地の人も日本から来た人も誰もマスクもゴーグル型メガネをしていなかった。　飛行機の中でマスクをしていた花粉症の皆さんが目のかゆみ、

鼻水が止まったと喜んでいた。ちょっと贅沢ですが、花粉が飛び交う時期には日本を脱出して花粉のない上海がいいかもしれませんよ。　

　　次回は、関東ＯＢ会　尾上　敏夫さんにリレーします。