（大谷　耕三さんからのリレー）
　　
　　　　　　　近況報告

　　　　　　　　　　茨木OB会　尾崎　雄三

　1994年の秋にTRを退職して特許の世界に入り、事務所を創設し、2011年に退職。偶然その年に新聞で見かけた１冊の本をきっかけに、「縮小社会研究会」に入会し、現在は第４分科会「縮小社会の科学技術研究グループ」のリーダーをさせていただいています。これまでの人生で真剣に勉強したのは、大学の入試、弁理士の資格試験，そして現在の「縮小社会」の勉強です。入試と資格試験は生きていくため、という面が強かったのですが、一番面白いのが今です。これまでに「縮小社会と科学技術」、「農業と食料」、「再生可能エネルギー」など、計４〜５回の講演の機会をいただき、そこそこの評価をいただいています。おかげで、機械振動工学の専門家、農学研究者、経済学者、社会学者、陶芸家、作曲家、原発設計技術者、ジャーナリスト，無農薬栽培農家の方などとも親しくなり、会社時代，弁理士時代とは全く違う世界に身を置くことになりました。会の終了後の懇親会では、これらの専門家と酒を飲みながら広い分野のハイレベルの話が聞け，かつ議論ができて、興味が尽きません。現在はさらに経済学，ロボットと人工知能について勉強中です。体力と頭がいつまで続くかわかりませんが…。

　次はDC時代の仲間，茨木OB会の大平忠良さんにお願いします。

　

　　　「洞爺湖の雲海と羊蹄山」