(清水　寛さんからのリレー)

　　　　　　　　　　　　　　　　近況報告

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　兵庫OB会　　中島　勉

またまた清水さんからのリレーです。４回目の投稿となる中島です。２０１２年１１月に上海に来て、既に6年と半分が過ぎました。７月で孫は４人となる模様です。今年の上海の冬は冷たい霧雨がずっと続いて憂鬱な冬でした。北京付近で大陸性高気圧が居座った結果、海からの湿った空気が上海に流れ込み続いた為だと勝手に考察しています。

 そのようなことでマンションにてテレビを見ることが多かったのですが、コズミックフロントなどのような宇宙に関する番組は最近とても面白いですね。佐渡の金山が超新星爆発あるいは中性子星の衝突の残骸などと改めて知ったりしました。最近の色々な発見はワクワクするものがあります。やっと青みがかってきた朝の空がガリレオの時代とすると、急に明るさが増す快晴の朝の日の出のように、色んな事柄が一気に解ってきた様ですね。地球は奇跡の星でもなんでもなく、長い時間軸で見るとシャボン玉発生器から続々と吐き出されては流れ、すぐに消えていくその一つかもしれません。　　いや−面白い。

 話は変わりますが、私のマンションから地下鉄に乗って４元で行ける所でモーターショーをやっていましたので、会社を休んで見に行きました。火曜日でしたが、すごい人でした。驚いたのは地下鉄から吐き出された人の殆どはゲートに直行で数パーセントの人達しか切符売場で切符を買っていませんでした。キャッシュレス化の浸透に驚きながら私も携帯電話の中の前売り電子切符をもって最初のゲートに向かいました。ところが私は微信をインストールしていませんので、携帯電話の中の電子切符のQRコードが開かずに係員に止められてしまいました。ゲートの側にあったサービスカウンターの女の子に事情を説明すると、自分の携帯に私の電子切符を取り込んでQRコードを呼び出し、それをもって大行列の一般入場レーンとは別の係員レーンを通らせてくれて、安全検査も付き合ってくれ、最終のゲートをその携帯をかざして開けてくれました。ここ４〜5年の中国社会の変わりように感動と感謝でした。

 会場は広くて２万歩程歩きましたが、くたくたになりました。自動車はシステムの競争になっており、小職のようなアナログ技術を喜ばすような展示は殆どありませんでした。中国ローカルは力を付けてきていて、現役時はコピ−しか作れなかったBYDがトヨタと同じ位の広さのスペースを使って電動車を中心に数多く並べてありました。だいぶ地力が付いてきたようですね。

　　　　　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　何兆個の恒星からなる銀河が宇宙には
　　　　　　　　　　　何千億個もあるらしい。

　　 　 　　　　　　　　
　２０１８年/１０月　三重県　相差　　　　　　テントウムシか？みなしごハッチか？