(金藤 勇さんからのリレー)

近況
                           IMHOB会 鈴野博孝

 私は1973年に入社して当時のタイヤ商品保証部に配属され、以来40年の殆どを技術サ−ビス関連の部署で過ごして2012年に60歳で定年退職しました。
勤務地は基本的にはIMHで、いろいろと場所は変わりましたが海外にも通算で10数年は勤務しておりました。外地での生活はなかなかに刺激的ではなかったかなと今になると懐かしく勤務地の風景を思い起こすこともあります。現役の時は出張で訪問する機会もあり、風景などは思い起こしもしなかったのでそろそろ焼きが回ったかなと思っているこの頃です。

 さて近況ですが、ご多聞に漏れずに私も糖尿やらコレステロ−ルやら、最近になって痛風も加わりそうになっており、各種錠剤(7種類)を呑む毎日です。ただ私の秘かなる自慢は生まれてこの方一度も病院に入院したことがないということです。先述のごとくいろいろな持病はあるにせよいまだに大病や怪我をせずに入院経験なしにこれたことについては親と女房と幸運に感謝しなければと思っています。

 7年前に定年退職してからは仕事もしていませんので自宅のある兵庫県三田市の山中から殆ど外出をしない生活をしています。そんな生活で元気で過ごしておれる理由が上記以外にあるとすれば定年の機に止めた喫煙と、それと同時に始めたウォ−キングだと思っています。ものすごいヘビ−スモ−カ−でしたが、近所に商店がないので購入しにくいという田舎事情にも助けられ3か月くらいの我慢だけで済みました。これについては禁煙できて本当に良かったと思っています。ウォ−キングの方は始めるまでは結構体力はあると思っていましたが、いざ始めてみると20分で足の筋肉は痛むは上り坂では息はきれるは休憩を余儀なくされ、遥に年上の女性にもどんどん追い抜かれる始末でなんとも情けない思いをしたのを覚えています。これではいかんと毎日万歩は稼ぐようにしています。最も健康の維持には役立っていますが、食欲旺盛になり禁煙で増加した体重は一向に減りませんが。

 このような生活で人さまとの付き合いはほとんどないのですが、年に一、二度職場の先輩たちと一杯飲むのが楽しみになっています。この随想を依頼された直後に田舎から出てこられた先輩を囲む会がありましたので、その時の写真を皆様に紹介します。諸先輩各氏がそれぞれに元気で過ごしておられるのはご同慶の至りです。 

 次のバトンは山本忠英さんにお願いします。

     
  
    写真の説明:連休明けに来阪された先輩を囲んだ商品保証部OB諸氏。
    (敬称略)
    左から駒井、山口(忠)、筆者、勝村、山口(雅)、山本の各氏です。