（高原強さんからのバトンです）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　IMH−OB会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本守

昨年暮れに６５歳になりTOYO　TIREを退社以来半年以上経過しています。
自宅で巣ごもりしてすっかり体も鈍りまた頭の中も同様に劣化がすすんでおります。

私は入社後OTR部に配属されその後実験部を経験し次に当時の商品保証本部の海外チーム、後の海外技術サービス部で退社まで海外タイヤ関係一筋という会社人生を過ごしました。

海外出張や、海外販社等での駐在はまさに目から鱗が落ちる経験であり生を受けて20歳後半までこの島国しか知らなかった自分がいかに無知であったか、世界は興味深く広大であると実感しました。

出張地域は５大陸、訪問国数では全部で７５か国程度、各国のタイヤ代理店、ディラー、ユーザーとつきあうわけで各国文化の違いや習慣の違いはあるものの共通語はタイヤであり、どの国に行こうが業務を通じ理解を深め楽しく仕事ができたと思います。結局、万国人類皆兄弟ということです。

最初の出張は２６歳の時、中近東地域で独自の生活習慣と仕事のペースには当初慣れるのには苦労しましたが何を聞いても「インシャアッラー」（全ては神の思し召しどおり、それは神のみぞ知る）困ってしまうと「マレーシュ」（気にしない、気にしない）と当時は日本人感覚とは会わなかったですね。

 さて近況ですが福知山の田舎には空き家に小さな田畑があって米作りや野菜作りをしています。田舎の面倒見るのはたいへんで秋が更けるまでは家のまわりや田畑周辺の草刈りを何度もしないといけません。

冬になったら雪掻きがまっています。　

ということで結局体を動かすことは実のところ困らないどころか　いっぱいあります。

本当は時間をとって日本各地の温泉を旅してまわりたいところです。

　　

　アメリカ北西部のディーラーで（1993年冬）　　　サウジアラビアの代理店で（2018年秋）

次回は同期の木村誠さんにバトンを渡します。よろしくお願いします。