わたしの探訪記　その１

　　　　　　　　　　　　　―日進市市議会―

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東海地区ＯＢ会　芳村修二

「私の探訪記」の一番目に取り上げた日進市は、東に名古屋市、西にくるまの街豊田市に隣接しています。日進市は大きな市のベッドタウンという位置付けで発展してきました。その昔は住みよい街に選ばれたこともあり、今なお人口は少しですが増えています。

これだけではどこにでもある地方都市ですが、私が注目したのは日進市の市会議員の男女比率が昨年の選挙で５０％に達したことです。中部地方の市議会でもダントツの１位です。そこで男女比率５０％の市議会はどのようなものか、探訪することにしました。

市議会の傍聴席は４５席ありますが、私が傍聴した時は地元の有線放送の方と市民３名ほどが傍聴されていました。市議会は国会中継などでおなじみの風景です。当日の市議会は質問する議員はほとんどが女性議員と言うこともあり、生活に密着した質問が多くされていました。まさに市民に寄り添う市議会だと思ったのですが、答弁側の市職員は国会中継の答弁と同じで「善処します」の連発。役人は規模が変われども同じだと少々ガッカリしました。しかし、市職員も女性議員の情熱に押されて、少しずつ変わっていくのではないかと期待しています。

今回の市議会探訪で、多くの議員が市民に寄り添った施政を行おうとしていることが判り、これからの市政に期待しようと思いました。

東友会会員の皆さんも是非一度お住まいの街の議会を訪れてください。新しい発見があると思います。市議会のスケジュールは市のホームページでわかります。

次回探訪記その２として、裁判所の傍聴体験を投稿する予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上