−秋の伏見界隈を巡るー

　恒例の秋の散策会を、10月20日（日）に開催致しました。生憎朝からの雨模様でしたが
12名の参加を得て、京都伏見の歴史と日本酒造りを訪ねました。

　先ず最初に、名水百選「御香水」で知られる御香宮神社を訪れ、小堀遠州ゆかりの石庭を拝観しました。お庭に面した書院が結婚式の待合所として使用されていたため、華燭の典にご出席の方々と呉越同舟での拝観となりました。

　神社の絵馬堂の一隅をお借りして昼食を済ませた後、鳥羽伏見の戦いで幕軍の拠点となった伏見奉行所跡（団地の中に碑が立っています）を経由し、寺田屋へ向かいました。雨の中でしたが有名な寺田屋だけあって、歴女を中心に多くの参観者が訪れていました。

　日本酒試飲の後で長く歩くのは大変だということで、最後に寺田屋からは指呼の間にある月桂冠大倉記念館を訪れました。日本酒のミニプラント月桂冠酒香房と展示室見学を
済ませ、待望の日本酒試飲を楽しみました。三種のお酒を御猪口一杯程度試飲するの
ですが、三度も繰り返した豪の者もいたようです。

　近鉄桃山御陵前駅近くの喫茶店で、次回の企画を検討しながらお茶をして散会となりました。

　御香宮神社書院にて

　月桂冠大倉記念館中庭にて