11月15日に開催された総会より、野田前会長の後任として会長を務めさせて頂いております。

　はじめに、簡単な自己紹介をさせて頂きます。1947年1月兵庫県姫路市に生まれ、現在66歳と11ケ月です。1972年に入社し、中央研究所／商品開発センターを皮切りに、兵庫事業所、ティー・ジー・ケー、自動車部品技術センター及び本社勤務を経て、スタート地点である技術開発センターで退職を迎えました。非タイヤ部門で、主として自動車部品の技術及び生産分野の業務に従事して参りました。

東友会を維持発展させて行く為には、新しく入会して頂く方を増やして行く事が必須です。その為には、東友会に入会する事の嬉しさを強化して行く事が必要です。

　ハードと言いますか物の面での魅力の増加は財政的な問題が有りますので、勢いソフト面での強化が中心とならざるを得ません。

　地区OB会との連携強化や職域OB会の新設等に加え、入会資格の見直し等仕組みの改善を図って参りましたが、何れも会員増の決め手となるものではなく、あらゆる機会を捉えて入会の勧誘をしていく事が重要と考えております。

　役員の力だけでは限界がありますので、会員の皆様方の口コミによるお力添えをお願い致します。

　お願いに続いてお知らせですが、ご承知の通り東洋ゴムは2015年に創立７0周年を迎えるに当たり、本社を現在の西区江戸堀から伊丹へ移転致します。それに伴い、東友会の事務局及びサロンも伊丹へ移転する計画が進んでおります。具体案が決定しましたら、皆様にお知らせしたいと考えております。

　終わりに、6年間会長として東友会の発展にご尽力頂いた野田前会長に感謝申し上げます。なお、野田前会長には、会長ご退任後も常任顧問として東友会の運営にご協力頂きます。

　以上簡単で御座いますが会長就任の挨拶とさせて頂きます。

　故小西前会長から引き継ぎ丁度6年となりました。在任中は会員皆様に一方ならぬお世話になり、ご支援とご協力を頂いたことに対して厚く御礼を申し上げます。その間皆様方に対して大してお役に立てなかったことをこの紙面を借りて深くお詫び申し上げます。私事で恐縮ですが、その間とくに各地域の地区OB会総会を通じて非常に多くの懐かしい方々とお会いでき歓談できたことを心より感謝しております。

　就任早々、東洋ゴムの断熱ウレタンパネルの不祥事が発覚し、事件に殆ど関与されていなかった片岡社長が責任を取られて退任されたことは大きなショックでした。責任の大部分が東洋ゴムOBにあったことは明白な事実であり、これに対して東友会がどう対応すればよいのか大変苦慮致しました。東友会としては当時の毛呂・香取両名誉顧問に責任を取って辞任して頂く苦渋の決断となりました。

　平成20年には、東友会第30回記念総会を開催し、総勢250人を超える大勢の参加者を迎へ盛大に挙行されたこともありました。

　平成22年には、「東友会ホームページ」開設に向け運営委員会を創設し、真剣に議論を重ね、検討以来約半年経過の5月に「東友会ひろば」として開設にこぎつけました。その間、小森さんを筆頭にパソコンクラブの吉田さん井内さん他多数の方々のご協力と支援により完成致しました。今や発足以来3年半以上経過し、随分活発に情報交換の場としての利用して頂き活用が広がったことを非常に喜んでおります。

　平成23年には「東北大震災」が突如として起こりました。未曽有の大災害をもたらしたにもかかわらず、東北地区・福島地区OBの人的犠牲者ゼロであったことは正に不幸中の幸いでした。災害当時の救難活動からその後の復興活動と、大宮さんを中心に大変なご苦労と支援活動がなされたことは未だ記憶に新しいところでございます。

　平成24年以降は主として新入会員の増強確保策を種々検討してまいりましたが、道半ばの状態で今後の課題として積み残しております。

　私の信条として機会あるごとに申し上げてきたことではあるのですが、「同じ釜の飯を食い苦楽をともにしてきた仲間同士が長年経って久しぶりに会い和やかな懇親ができる」これが東友会活動の原点であると確信しております。従って現役時代の職務や職責を気にしたり、当時の上司の顔も見たくないという方々も、ここはきっぱりと割り切って退職すれば、すべて“オッチャンオバチャン”否”オジイチャンオバアチャン”であるという気持ちで少しでも明るく楽しんで頂く場でありたいと願っております。

　長年のご支援ご協力を賜り有難うございました、心より御礼申し上げます。