第187回　東柳会句会

　

第百八十七回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成二十六年四月七日（月）十三時分三十分―十五時三十分 　二、会　場　　東友会クラブ室 　三、出席者　　坂下龍雄 ( 臥龍 )、島田孝司 ( たかし )中植悦司、　　　　　　　中野健吾、濱﨑俊夫、村川清嗣( きよつぐ )、森　康 (　　　　　　　　ヤス坊 )、 　　 投句者　　江口節信、楠本晃朗、 櫻田郁夫 ( へんちき )、佐山　　　　　　　 富英 ( 小石 )、髙橋卓一郎 ( 白卓坊 )、多和國　　　　　　　　 雄 ( くにお ）、比村隆之 　四、作　品 　席題　「朝ドラ」　　　　　　　　　　　　　中植　悦司　選 　　　　　人　ごちそうさん朝ドラを見たあとの飯　　　　　　臥龍 　　　　　地　朝ドラに話題取られて昼迎う　　　　　　　　　俊夫 　　　　　天　朝ドラを終えてヒロイン上がるギャラ　　　　　きよつぐ 　　　　　軸　朝ドラの夫がよすぎぐつ悪い　　　　　　　　　悦司 　宿題　「油断」　　　　　　　　　　　　　　村川　きよつぐ　選 　　　　　人　スマホにも死角があった蟻地獄　　　　　　　　くにお 　　　　　地　いつまでも若いつもりの冬登山　　　　　　　　晃朗 　　　　　天　みくびった津波悔いのみ残し去り　　　　　　　くにお 　　　　　軸　まき餌され油断の欲にサギの針　　　　　　　　きよつぐ 　　　　「背」　　　　　　　　　　　　　　森　ヤス坊　選 　　　　　人　背後から不意打ちという裏手技　　　　　　　　小石 　　　　　地　久しぶりですマドンナの背が丸い　　　　　　　へんちき 　　　　　天　子供には見せれぬ背中あれこれと　　　　　　　たかし 　　　　　軸　母の背は恋しい時期もありました　　　　　　　ヤス坊 　　　　「ぶらんこ」　　　　　　　　　　　坂下　臥龍　選　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　人　ブランコに彼女の尻のぬくみ追う　　　　　　　健吾 　　　　　地　彼ふったブランコかすか揺れている　　　　　　健吾 　　　　　天　孫と夢乗せたブランコ背中押す　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　軸　ブランコは株上がっては又沈む　　　　　　　　臥龍 　　　　「近詠」　　　　　　　　　　　自　選　句 　　　　　　　卒寿会酔うと軍歌で盛り上がり　　　　　　　　節信 　　　　　　　消費税年金ばかり狙い打ち　　　　　　　　　　ヤス坊 　　　　　　　奥さんと一緒に来いと医者は云う　　　　　　　たかし 　　　　　　　国の為笑って払う消費税　　　　　　　　　　　臥龍 　　　　　　　競ってるが九回補欠出す情　　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　宝くじ浅はかな夢くり返す　　　　　　　　　　健吾 　　　　　　　金がないそれはウソやろ高級車　　　　　　　　悦司 　　　　　　　四月より五パア値引きのビラ配り　　　　　　　俊夫 　　　　　　　若いっていいことですねソチ五輪　　　　　　　晃朗 　　　　　　　またひとつ命思う矢飛んでくる　　　　　　　　隆之 　　　　　　　懐かしいベアの響きにゃ縁もなし　　　　　　　へんちき 　　　　　　　憲法解釈南の島にある世論　　　　　　　　　　小石 　　　　　　　子の事に老いたる親は祈るだけ　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　夢が萎え流れに漂い三年越し　　　　　　　　　くにお 五、次回予定 　　　　日　時　　平成二十六年五月十二日（月）十一時から 　　　　　　　　　　　 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　　村川　きよつぐ 　　　　　　　「ねたむ」　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　　　「演歌」　　　　　　　　　　島田　たかし 　　　　　　　「濃淡」　　　　 　　 　　　比村　隆之 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　一句 　　　　　　　　　　　　　 　 東友会員の皆様 投句のお願い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　会員を増やすために東友会ホームページに東友会員の皆様からの投句も頂　　くことになりました。やってみようという方は一句でも結構ですから是非投　　　句下さい。 投句方法 　　期日　　当月(（掲載月）の二十五日までの到着分採用します 　　投句先　お知り合いの東柳会会員又は東友会事務局宛でお願いします 　　記載内容　お題　一題二句　　一句でも二句でも結構です 　　必須事項　氏名、連絡先　　　　　 以上　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クラブ活動の紹介


第187回

クラブ紹介の一端としてメンバーの川柳に興味を持ったきっかけや楽しみなどを順番

に掲載して、東柳会のＰＲをしています。十一回目は森　康さんにお願いしました。


視界を広げる良い機会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昭和29年入社　平成7年定年　森　　康

 

東友会会員になった頃は、まだまだ元気で旅行会に参加して長い階段もなんのその

。退職後趣味を持たなければと、写真、旅行健康維持のため８Km/Day歩く。ボケ防

止に何かないかと思案、俳句は季語があり、サラセンを見て川柳を始めた次第。駄句

しかひねれませんが視界を広げる良い機会になります。余り上達しませんが、当分続

けます。		  　第187回　東柳会句会記録から