第197回　東柳会句会　　　　

　　

第百九十七回　東柳会　記録から 　一、日　時　　平成二十七年四月六日（月）十三時三十分―十五時 　二、会　場　　東友会クラブ室 　三、出席者　　 江口節信、楠本晃朗、坂下龍雄 ( 臥龍 )、 島田孝司 　　　　　　　　( たかし )、中植悦司、濱﨑俊夫、中野健吾、比村隆之、　　　　　　　　村川清嗣( きよつぐ )、森　康 ( ヤス坊 )、、 　四、 投句者　　佐山富英 ( 小石 )、髙橋卓一郎 ( 白卓坊 )、　　　　　　　　　　多和國雄 ( くにお ) 五、作　品 ?席題　「春」　　　　　　　　　　　　　　江口　節信　選 　　　　　人　春風が今じゃ気になる花粉症　　　　　　　　　隆之 　　　　　地　中東はテロの連鎖で遠い春　　　　　　　　　　隆之 　　　　　天　過疎の駅上り列車に若い人　　　　　　　　　　晃朗 　　　　　軸　春一番孫のメールはサクラサク　　　　　　　　節信 ☆宿題　「タブー」　　　　　　　　　　　　楠本　晃朗　選 　　　　　人　新婚時オマエと言って妻家出　　　　　　　　　悦司 　　　　　地　自分史に書けぬタブーの重い過去　　　　　　　小石 　　　　　天　家政婦は知ってはならぬ箱の中　　　　　　　　白卓坊 　　　　　軸　結婚式に星影のワルツを歌う　　　　　　　　　晃朗 　　　　　 　　　　「雑魚」　　　　　　　　　　　　　濱崎　俊夫　選 　　　　　人　又しても下品な野次の雑魚議員　　　　　　　　節信 　　　　　地　雑魚等は死語だ大間の鮪船　　　　　　　　　　小石 　　　　　天　地位財産負債ない雑魚日々平和　　　　　　　　くにお 　　　　　軸　夏の日の雑魚寝楽しや畳部屋　　　　　　　　　俊夫 　　　　　「掴む」　　　　　　　　　　　　　比村　隆之　選 　　　　　人　幸運を掴むに遅い高齢者　　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　地　お互いにカスと気付いたハネムーン　　　　　　晃朗 　　　　　天　掴れた舌も尻尾も長くない　　　　　　　　　　臥龍 　　　　　軸　羽振りいい奴を掴んで小判鮫　　　　　　　　　隆之 　　　　　「近詠」　　　　　　　　　　自　選　句（順不同） 　　　　　　　診た後の医者の小首が気に懸かり　　　　　　　節信 　　　　　　　気温差に桜開花を迷ってる　　　　　　　　　　たかし 　　　　　　　エボラ熱もっと英世に来いと言う　　　　　　　臥龍 　　　　　　　目と鼻に春を知らせに杉花粉　　　　　　　　　きよつぐ 　　　　　　　どうせ来ぬと猫に距離の差読まれてる　　　　　健吾 　　　　　　　ほめられたことなく亭主半世紀　　　　　　　　悦司 　　　　　　　老木が今年も花を誇らしく　　　　　　　　　　俊夫 　　　　　　　本当に欲しいみやげは青い空　　　　　　　　　晃朗 　　　　　　　信頼の部下に足元掬われる　　　　　　　　　　隆之 　　　　　　　儚い人生墓は如何と又チラシ　　　　　　　　　小石 　　　　　　　師の影を踏んでタブーへ挑戦状　　　　　　　　白卓坊 　　　　　　　黴と住み喘息苦し仮設の子　　　　　　　　　　くにお 六、次回予定 　　　　日　時　　平成二十六年五月十一日（月）十三時三十分から 　　　　　　　　　　　 　　　　会　場　　昌和不動産ビル　七階　東友会クラブ室 　　　　句題と選者 　　　　　　　席　題　　　　　　　　　　　楠本　晃朗 　　　　　　　「ピンチ」　　　　　　　　　中植　悦司 　　　　　　　「あべこべ」　　　　　　　　江口　節信 　　　　　　　「常連」　　　　 　　 　　　坂下　臥龍 　　　　　　　　　　( 宿題については、各二句準備してください。) 　　　　　　 近　詠　　　　　　　　　 自選句　記名一句 　　?　投句提出について（句箋と投句一覧の添付をお願いいたします。） 　　　　　句会出席会員　欠席の場合　一週間前までに、森さんまで。 　　　　　投句会員　　　　　　　　　三日前までに、比村まで。　　以上